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この枝、止まれ。

週の中日、いかがお過ごしでしょうか。


今日はテレワークでしたが、ドッと疲れましたね。



ただでさえ言葉が足りないように思われる上司が、
在宅でやり取りをしていると、なおさらそれを感じさせ、
曖昧な説明の後、周囲と協力しつつ、やれる範囲で返すと
やった後になってから文句を言われるという(笑)、
そんなことを毎回繰り返している気がします。



皆さんは、上司や同僚の方々との日頃のやり取りでは、
互いの言わんとしていることを、十分に伝え合えていますか。






さて、そんな仕事の文句はさておき、
今日も「#木陰EXPO」タグにご投稿頂いた、
休職中の方々の記事を紹介していきましょう。




煩わしいやり取りは、無いに越したことはありませんが(笑)、
そうは言っても休職中は、どうしても孤独に陥ります。



是非、近い境遇の方々をnoteで見つけられた際は、
ご自身の普段の想いを、ご共有頂ければと思います。









みけにゃん さんの書かれた記事、
「休職中アレコレ4〜知りたかった&出来たら良かったこと」。






仕事のストレスですっかり疲弊されて休職された方に対し、
ズシンと響くのが、通院費用などの出費です(笑)。



「(笑)」などと付けたら怒られそうですが、
これはもう、どうやったって笑うしかありません(笑)。






"定期的に通院すると、それなりに治療費もかかってくる。



もちろん保険適用なので3割だが、



診察代以外に私の場合は薬も服用していた。



それに加えて月1診断書がかかった。診断書は3000円だった。



ちなみに復職する際も診断書は必要になった。



時短に関しても同様に。トータルで5回は書いてもらった。"






著者の職場では、給料が支払われたそうですが、
私を含め多くの方は「傷病手当金」を基に、
休職中の生活を組み立てられていたのではないでしょうか。




給与の約2/3の金額が、健康保険組合等から毎月支払われます。



また、休職中に周囲の人間から聞いた言葉だったり、
心療内科のポスター等々で目にした言葉として、
「自立支援医療」「リワーク」というものありましたが、
そうした言葉についても、上記の記事で記載されています。






"私が主に何を気にしてたかは、もちろんメンタルについて。



専門医に気軽に相談できる場所が欲しかった。



同じ苦しみ辛さを知る誰かと共有したかった。"






"結構知らない、誰も教えてくれない制度はあるから、



自分なりに調べて活用出来るならした方がいいと思った。"






休職中の方々が、日頃の想いを分かち合うことも大事ですが、
それと同じ位、「休職者が利用できる社会保障制度」について、
生活の破綻を各自が免れられるように共有することも、
休職者の方同士で繋がりを持つ、重要な目的ではないでしょうか。



人間関係等々の悩みはモヤモヤしたものでも、
生活費の不安は、驚くほどハッキリとしたものです(笑)。



ハッキリとした不安には、曖昧な励ましより明確な対応策を。









続いて、団子虫丸さんの「木陰に立ち寄る/働くことで傷いたり・
疲れた人の止まり木/#木陰EXPO」という記事。






ありがたいことに、この「#木陰EXPO」タグについて、
ご自身で感じられたことを記事に書いて下さいました。






"私にとって#木陰EXPOは、よく行く飲み屋さんで、



詳しい素姓は知らないけど、共感をもてる人がいる場所です。



詳しく、お互いのことを話さなくても、



時に浅く・時に深く、お互いの話しをして聞いて情況や問題を、



ただ共有している感覚でしょうか?"






こうした、noteという環境があってのこととは思いますが、
互いに自身のことを語り合い、耳を傾け合いながらも、
うるさいことを言われたり、詮索されたりしないという、
丁度良い距離感で、近い境遇の方と関わりを持てるのが、
この「#木陰EXPO」という世界の空気感なのかもしれません。



私が出社した日は、外でお昼を食べた後に必ず立ち寄る
「木陰スポット」があり、そこでコーヒーを飲みながら、
ぼんやり過ごすのが日課となっているのですが、
そこに集まっている人は、人数としては多いものの、
互いに何かコミュニケーションを取っている訳ではありません。



ただ、彼らは思い思いに、「木陰に集まっている」のです(笑)。



社会に出て慌ただしく過ごしていると、人の冷たさを感じたり、
ストレスで急激に炎上する人を目にしたりすることはあっても、
「木陰で涼む」ようなことは、めっきり減ってしまいます。






"仲間入りさせて貰い、他の方の記事を拝見させて驚きだったのは、



労働問題で苦しく辛い思いをされている方が、



私以外にもいらして、自分だけではなかった。



被害者も少なくなく、会社選びに慎重さと調査が必要になり、



働くこと事態が大変な状況になっている。"






気になった方は一度、noteの記事検索画面で、
「休職」と入れて検索されてみて下さい。



毎日、多くの記事と著者がどんどん増えてきているのを、
まざまざとご覧頂くことができるかと思います。



これは、平日に心療内科に通っても同様のことが感じられます(笑)。



noteにいらっしゃる方は、そのほんの一部かもしれませんが、
最近休職に入られた方や、長くお休みされている方は、
是非、「#木陰EXPO」タグを付けられた上で、
ご自身の生活は、普段抱えられている思いについて、
記事やつぶやきなどを、ご投稿頂けますと幸いです。




これだけ多くの記事が、こちらのタグに集まっているのを見ると、
皆さんにとって、一息付ける「止まり木」のような枝が、
この社会には極端に不足しているように感じてなりません。






上を目指せとか、成長しろとか、前進を止めるなとか、
会社の利益計画で"スケボーの練習場"みたいな線を書いたり(笑)、
社会が人々に課している苦しみは、凄まじいものがありますね。




おそらく、この社会の多くの方にとって必要なことは、
「止まること」ではないでしょうか。








以上、今日も2件の記事を紹介させて頂きました。



いつも、こちらの「#木陰EXPO」タグに記事をご投稿頂き、
日頃こうした記事をお読み頂いている皆さん、誠に感謝致します。



無理に一歩進むより、一回立ち止まりましょう(笑)。



私を含め多くの方が、車のボンネットの上だけを見て、
焦った顔でハンドルを握り、アクセルを踏んでいるような社会。



急には止まれない車が、バンバンぶつかり合う社会。



休職をされた方がおかしいのではなく、社会がおかしいのです(笑)。






そのおかしさが、具体的にどうおかしいのかについて、
一息付きながら、皆さんとじっくり考える機会となれば幸いです。

その100円玉が、誰かの生きがいになります!