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オーストラリアと季節感。


毎日、すこしずつ寒くなってきましたね。
東北は秋を感じる間もなく、気付くと冬になっている。

この季節になると思い出すのが、オーストラリアの真夏のクリスマス。

これはクリスマス当日まで取っておくとして(焦らす)、今回はオーストラリアの季節にまつわることについて書いていきたい。


勝手なイメージは、常に暑い。

オーストラリアを選んだ理由のひとつの中に、「暑いところに行きたい」というものがあった。
太陽の光を浴びて、薄着で行動することで開放的な気持ちになれるような気がしていた。

青い海、青い空、眩しい太陽。
ありきたり感のあるキャッチフレーズだけど、まさにそんな印象だった。
季節って概念あるのかな?ほぼ夏だよね?くらいの完全なる偏見を抱いていた。

実際到着した9月上旬、シドニー。
正直、思っていたよりも寒かった。
わたしの服装は、Tシャツに長袖シャツを羽織って、デニム、スニーカー。
ほぼ夏かな、なんて思いながらも出国前に買ってしまったニットが可愛すぎて、なんとなく持参したけどものすごく活用。ナイス判断、わたし。


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ものすごく当たり前の話、日本よりもオーストラリアの方が断然国土が大きい(なんと20倍以上!)ので都市によって違いが出てくる、ということにも実際行くまで気付かなかった。


都市別、過ごしてみて感じた季節感

《NSW州》
(シドニー、バイロンベイなど)

1番過ごしやすかった都市。
四季がしっかりとあるので、秋冬は上着が必要。
夏も暑いけれど、湿気がないので過ごしやすい。

そしてびっくりしたのが、山の方に行くと雪も降る…!
世界遺産のブルーマウンテンズは、冬に行くときはしっかり着込んでいかないと凍えます。


《QLD州》
(ゴールドコースト、ケアンズなど)

ゴールドコーストは年間晴天率が80%以上と言われていることもあり、過ごしていた4ヶ月間ほぼ晴れでした。(雨降った記憶が本当にない…)
わたしのイメージしていたオーストラリアってこれ!というような気候。

ゴールドコーストよりも北にある、ケアンズでは熱帯雨林が広がっているだけあってTHE熱帯性気候。
わたしが旅行した3日間は雨季にあたるタイミングだったため、湿度が高くて食欲はわかない、やる気は出ない、という感じで、動いたらすぐどこかで涼みたくなる…というような、クーラー病のような症状になった。


《VIC州》
(メルボルンなど)

気温のアップダウンが多く、雨もよく降る印象。
12月に、急に大雨が降った翌日に41度まで気温が上がって、さらにその翌日に20度まで気温が下がった3日間は堪えた。。
真夏の12月でもノースリーブに、薄手の羽織物くらいでちょうどよかった。


《TAS州》
(タスマニア)

2月〜4月まで過ごしたけれど、寒すぎてオーストラリアの印象が変わった場所。
畑仕事のため、モーテル暮らししていたこともあり部屋の壁が薄かったこともあるけど、洗面器を買って足湯してから寝てました。
タスマニア在住のボスの家に泊まったことがあるけど、しっかり毛布を用意してくれていたのが嬉しかった。そのくらい、寒い。


《NT州》
(ダーウィン、ウルルなど)

こちらも熱帯性気候でしたが、乾季のタイミングで過ごしたのですごく快適!
最初こそ、少し熱中症気味になったけれど3日くらい過ごしたら、気温が高くても湿度は低いので少し肌寒く感じることもあるくらい。
気温は35〜38度くらい。
ウルルは最高気温と最低気温に差がものすごくあるので、防寒対策は必要。
わたしが行ったのは8月で、ニットを着て過ごした(日中は少し暑かった)

これが雨季になると、雨が降らなくても湿度の影響でものすごいことになるんだろうな(QLD州参照)


《WA州》
(パースなど)

約1週間ほどしか過ごしていないので正確ではないけれど、シドニーと同じくらいの気候って感覚。
雨も1日くらい降ったけど、気温も湿度も過ごしやすかった。


基本的な服装は、とりあえずビーサン。

上にパーカー着ていても、夏といえない季節になっても足元はビーチサンダル。
ゴールドコーストには、ビーサンの自販機が売っているくらいにはみんなビーサン。いつでも海にじゃぶじゃぶ入って、海の水もベタベタしないからそのまま上がって、気付いたら乾いている。そんなスタイル。

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だけど、ちゃんとしたレストランやクラブなど、ビーサンで入れない場所もあるのでオンオフはしっかり付ける必要あり。

そんなビーサンスタイルに慣れてしまって、一時帰国した時にニット、ショートパンツ、ビーサンで池袋を歩いた時の「あれ?なんか馴染まない…」感ったらなかった。

そして基本的に水着着用していることが多くて、男性も水着にTシャツ、ビーサンとかラフな人も結構見かけた。
ランニング文化もあるので、基本的にみんなラフな服装が多かったかな。
そして金曜の夜にクラブ行く前だけ、ものすごく気合いいれておめかしする。

薄手の羽織は必需品。

オーストラリアで暮らしている中で、1番買ったものは薄手の羽織物。
シャツやパーカーや、カーディガン。
薄手だとカバンにぽいっと入れて出かけられるのもまたいいところ。

湿度が低いと、気温では測れないほど肌寒く感じることも多かった。
そしてどんなに寒くても、ビーサン履いたり、海に入ったりしがちなので羽織物って本当に必要な存在でした。

気温だけではなくて、湿度や気温差も確認が必要だなぁと学んだ2年間。


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