【YouTubeご紹介】視覚障害についてこれだけは知っておいてほしいこと

フォローさせていただいているリコさんご出演の動画。
おそらく以前、こちらの記事で質問募集をされていた回、やっと視聴できました。

リコさんに僭越ながらコメント欄で質問させていただき、もしかしたら質問をたくさんいただいていて取り上げられないかもしれないので、と、大変丁寧なお返事もいただいておりました。
ドキドキしながらした質問へのお心遣いがとってもあったかかったです。

遅くなってごめんなさい。
やっと拝見、拝聴しまして。
感想を書くのも難しく、とにかくみなさんに観て聴いて、感じていただければと思います。

聴き手、読み手のみっちゃんさんの感想に共感しました。
梢さんの明るさが素敵で、リコさんのお話も声で伺うことができ、最後まで観てよかったなぁと思います。

社会のなかで、たまたま属性に分けられるけど、同じ属性でも、みんな違って。
たとえば、名刺を出せば、「○○社」さんね、とか、同業なんだと言われたり、大分県出身なんだ、とか、男性、女性、LGBTQとか、いろいろ。でも、同じ括りのなかでも、個々人は違いますよね?
視覚障がい者の方々も同じで、みなさん違います。
そして、逆に、同じ一人の人間であり、特別に特別扱いするのも違う。
もちろん、必要な場面で手助けができれば手助けしたいです。でもそれって、私自身でも変わらないんです。困ったときに手を差しのべてくださった方がいるから、私も、その方にはもちろん恩返ししたいし、困っている人の助けになれる場面に遭遇したら、お手伝いしたい。それだけ。

私は3歳くらいのとき、初めて母に、指差しながら「あのつえなあに?」と聞いて、白杖について教えてもらいました。今考えると、指差して聞こえるかもしれない声でそんなことを言うものだから、母は困ったかもしれません。それでも、丁寧に、3歳の私にわかるように教えてくれました。母はそれから、乙武洋匡『プレゼント』を買ってくれたり、ドラマでも、いろんな流行りのドラマと一緒に、折に触れて紹介の意味で見せてくれていたように思います。
単純に、『盲導犬クイールの一生』とか、『オレンジデイズ』とか、『電池がきれるまで』とか、作品として、純粋に交流が素敵で見入っていましたね。
小学校4年生くらいのとき、人権作文にも白杖のこと、車椅子のことを書いたことを思い出しました。
母校の小学校では、平和学習、自然学習、人権学習など様々な総合学習が盛んで、実際に当事者の方をお招きすることも多くありました。車椅子選手の車椅子がとってもかっこよかったこと、よく覚えています。

どんな人のことも、知ってるのと知らないのとでは、全然違います。
あなたとわたしだってそう。
少し知ったら、親近感をもてるし、互いに、また同じような人に何かあったとき、もう他人事には思えなくなる。感じやすい人間には、それが苦しいかもしれない。私も、何もできないまま罪悪感に苛まれることが多々あります。それは、いろんな人、物事に対して。

脱線してしまいましたが、知るって、動き始める第一歩だと思います。気にかけるようになれば、さらに前進。そうした積み重ねで、いつか誰かの力になれたらいいなと、私も、余裕があるときには、知ることから逃げないように、向き合っていきたいなと思っています。

最後に、しちさんの素敵なイラストをご紹介。
仕事でイラストレーターさん、デザイナーさんにお世話になることがあるのですが、本当によく調べ、考えてくださるのです。
これにはこういうイラスト、デザインが合う、それはこういう意図で、とか、調べてみたらこうだったんでこういう風に描いて、デザインしてみました、と参考資料まで教えてくださる方もいて。
私も勉強しながら、慎重に確認し、細かいところの修正をお願いして、素晴らしい完成品が上がってきたときの感動は、筆舌に尽くしがたいものがあります。
リコさんのご依頼でお描きになったしちさんのイラスト。私が以前ヘッダーで使わせていただいたものもあります。
イラスト、そして文章から、リコさんのお人柄、しちさんの愛を感じていただけましたら。


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