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Q.メルマガでセミナーの集客をしても集まりません。メルマガで集客はできるのでしょうか?
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Q.メルマガでセミナーの集客をしても集まりません。メルマガで集客はできるのでしょうか?
横須賀先生のいうとおり、メルマガを始めました。始めたのはよいのですが、セミナーの集客もうまくいきませんし、出せば出すほど読者が減少してしまいます。本当にメルマガで集客できるのでしょうか?
毎回売り込みだけのメルマガは、いうまでもなく嫌われる
繰り返しになりますが、メルマガはもっとも効果がある営業ツールです。今すぐの顧客ではない見込み客を「つなぐ」ことができますし、またセミナーの集客なども実現できるようになります。
しかし、使い方を間違えるとメルマガも単なるスパムメールとして扱われてしまいます。書き手としては一所懸命書いているつもりでも、相手にとってはただの迷惑でしかないということはよくある話です。
このようなまったく売れないメルマガは、毎回売り込みばかりのメルマガを書いていることがほとんどです。「何かあればいつでもご相談ください」「セミナーがあるので来てください」などとメルマガが来るたびに書いてあるとすれば、誰でも気持ちよいものではありません。つまり、メールマガジンから問い合わせがほしい、あるいはメルマガからセミナーの集客がしたいと思うのであれば、売り込みのない、そしてお客様の役に立つ情報を送り続け、お客様に信頼される必要があります。
多くのメルマガに関する指南書は、メルマガのどこに何を書くかのような、形式的なことばかりフォーカスしていますが、重要なのはお客様にとって役に立つ情報を出し、お客様に信頼されることなのです。これは、リアルな人間関係に置き換えるとわかりやすくなります。
たとえば、あなたがある交流会である人に会ったとしましょう。その人は、どこかであなたを見るたびに何かを買ってくれといってきたとします。さらに2回目に会ったときも、3回目に会ったときも、毎回セミナーに参加してくれ、業務の依頼が欲しいといわれれば、誰でもうんざりしてしまいます。このような場合は、リアルな人間関係に当てはめればすぐにわかるのですが、メルマガではついつい毎回売り込んでしまう人が多いのです。それによって、読者は離れていってしまうのです。
あくまで「情報提供ツール」としてお客様の役に立つ情報を送ろう
では、どのようなメールマガジンを送ればよいのかといえば、それは「お客様の役に立つ情報」です。士業のお客様は「経営者・起業家」が主なお客様になります。ですから、経営に役立つ情報を送る必要があるのです。
たとえば、税理士であれば節税に関することや税務調査の対応方法があります。社労士なら助成金や人事労務の問題点など、経営者にとってメリットがある情報を出していく必要があります。こうした情報を無料で提供することによって、あなたのことを信頼してくれるようになるのです。
私自身メールマガジンを7年ほど配信していますが、基本的にはマーケティングや経営に関することを書き、読者の皆様のお役に立てるような内容にしています。こういった内容にすることによって、喜びの感想などもいただけるようになりますし、何よりセミナーの集客や業務の問い合わせが増えます。つまり、売りたければ売り込まないメルマガを出すことが重要なのです。
メルマガは「読者を自分で増やす」必要がある
そして、読者は自分で増やしていかなければなりません。メルマガが流行していた時期はただメルマガを発行するだけで読者が増えましたが、今ではそのような甘い話はありません。自分自身でメルマガ読者を増やしていく必要があります。主な増やし方は次のとおりです。
①会った人にメルマガ登録を促す
名刺交換した人にメルマガの登録を促し、登録してもらう方法です。名刺にメールマガジンを発行していることを書いておきましょう。ただし、今ではメルマガだけでは希少性が低いので、メルマガ登録者に小冊子のプレゼントなど、何かメリットになるものを加えるほうがベターです。
②ネットで広告を打つ
メルマガ登録ページをつくって、コンテンツマッチ広告(ブログの記事やホームページの文章に合わせて自動的に広告が出る仕組み)に出稿したり、メルマガ広告に出稿したりして読者を増やす方法も効果的です。
③セミナーなどで告知する
もし、セミナーをする機会があれば、そこで告知をして登録してもらうという方法があります。主な手法としては以上のようなものがありますが、ただ待っているだけでは読者は増えませんので、ぜひ集める努力をしてください。
【POINT】毎回売り込みのない、お客様の役に立つ情報をメルマガでは配信しよう。メルマガはただ黙っていても読者は増えない。
※掲載されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、書籍販売当時のまま掲載しています。
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