横須賀・三浦市民相続相談センター

相続に関する事例を定期的にアップしています。遺言書作成や相続設計の具体的なサポート例を…

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相続に関する事例を定期的にアップしています。遺言書作成や相続設計の具体的なサポート例を紹介し、ご家族の将来を守るための情報を提供します。主に横須賀・三浦市で活動を実施しております。是非、御覧ください。

最近の記事

【知らないと怖い】2次相続でもめる前に!円満相続を実現する遺言書とは?

「遺言書」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか? 「高齢の方が用意するもの」「大金持ちが揉めないように残すもの」 そんな風に思っていませんか? 確かに、以前はそうした側面もありました。 しかし、近年では、若い世代でも「家族に迷惑をかけたくない」「自分の想いを残したい」と考える人が増え、遺言書への関心が高まっています。 特に、 2次相続まで見据えた遺言書の作成 は、将来起こりうるトラブルを未然に防ぎ、円満な相続を実現するために非常に重要です。 今回は、2次相続

    • もしもに備えるだけじゃない!生命保険が叶える、円満相続のヒント5選

      「生命保険は、もしもの時の備え」。 もちろん、その役割は非常に重要です。 しかし、生命保険にはそれだけではない、大きな可能性が秘められています。 それは、残された家族のために、円満な相続を実現する、強力なツールになり得るということです。 今回は、生命保険を賢く活用した相続対策の実例を5つ、より具体的に、そして詳細に解説いたします。 1. 多額の相続税支払いに備える相続が発生すると、誰もが不安に感じるのが相続税の問題ではないでしょうか。 「うちはそれほど財産がないから

      • 広い土地は宝?それとも…?知っておきたい、地積規模の大きな宅地の相続対策

        「うちは代々続く農家で、先祖代々の土地を相続することになるんだけど、広すぎてどうしたらいいのか…」 「駅から遠いんだけど広い土地を相続することになった。税金が高いって聞くけど、何か対策はないのかしら…」 広大な土地を所有する方にとって、相続は悩みの種の一つ。 特に、都市部と比べて土地の価格が低い地方では、広大な土地を相続しても、売却益は期待しにくく、固定資産税などの維持費だけが重くのしかかるケースも少なくありません。 今回は、地積規模の大きな宅地を相続する際に知ってお

        • 遺言書が必要な場合:相続人がいない場合

          1.はじめに いつも、横須賀市民相続相続センターのブログをご覧いただきありがとうございます。本日は、相続人がいない場合について、遺言書が有効な理由をお伝えしたいと思います。 2.相続人がいない場合の相続 相続人がいない場合、つまり法定相続人が誰もいない場合は、遺産は国に帰属することになります。これは、相続人がすでに亡くなっているか、相続放棄をした結果、相続人がいなくなった場合です。もし遺言書があれば、その指示に従って財産を処分します。 3.遺言書がない場合 遺言書

        【知らないと怖い】2次相続でもめる前に!円満相続を実現する遺言書とは?

          遺言書が必要な場合:子どもがいないご夫婦の場合

          1.はじめに いつも、横須賀市民相続相続センターのブログをご覧いただきありがとうございます。本日は、子どもがいないご夫婦の場合は遺言書が必要性についてお話したいと思います。 2.子どもがいな場合は、妻や夫の兄弟姉妹に相続権が発生 配偶者が亡くなった場合、法律では妻と夫の兄弟姉妹が相続人になるからです。遺言書がなければ、妻は夫の遺産を兄弟姉妹と分け合う必要があります。 【相続の割合】 法律では、配偶者が遺産の4分の3を、配偶者の兄弟姉妹が4分の1を受け取れることにな

          遺言書が必要な場合:子どもがいないご夫婦の場合

          遺言書が必要な場合:元の配偶者との間にお子さんがいらっしゃる場合

          1.はじめに いつも、横須賀市民相続相続センターのブログをご覧いただきありがとうございます。本日は、元の配偶者の間にお子さんがいて、その子に財産を相続させたくない場合には遺言書が有効な理由についてお話したいと思います。 2.元の配偶者の間にお子さんに相続させたくない場合 離婚後も、前の配偶者との間に生まれた子供には相続権があります。たとえ離婚後に一度も会っていなくても、連絡を取っていなくても、法律上は相続人として認められています。このような場合、遺言書が有効な場合があ

          遺言書が必要な場合:元の配偶者との間にお子さんがいらっしゃる場合

          【再婚でも安心】揉めない相続を実現する「遺言書」と「生命保険」の活用術

          「再婚相手との間に子どもができた。でも、前のパートナーとの子どもとも良好な関係を築いているからこそ、相続で揉めて欲しくない…」 「再婚したパートナーには、安心して暮らして欲しい。だけど、自分の死後、前のパートナーの子どもとトラブルになるんじゃないか心配…」 再婚家庭における相続問題は、複雑な感情が絡み合い、非常にデリケートな問題です。 特に、子どもがいる場合、実子と連れ子、それぞれの立場や想いを尊重しながら、円満な相続を実現することが求められます。 今回は、再婚家庭で

          【再婚でも安心】揉めない相続を実現する「遺言書」と「生命保険」の活用術

          【相続対策】お子様に知的障害がある方へ:遺言書で将来を安心に

          いつも、横須賀市民相続センターのブログをご覧いただきありがとうございます。 「うちの子は知的障害があるけれど、相続はどうなるんだろう…」 愛する我が子の将来のため、親として当然の心配事と言えるでしょう。遺産を巡って、残された家族に負担やトラブルを発生させないためにも、早めの対策が重要になります。 今回は、お子様に知的障害がある場合に、なぜ遺言書の作成が有効なのか、具体的な例を交えながら詳しく解説します。 1. 遺言書がないとどうなる?:遺産分割協議の難しさ 遺産を分

          【相続対策】お子様に知的障害がある方へ:遺言書で将来を安心に

          不動産の相続時には、相続分を考慮した「キャッシュバランス分割」のススメ

          「相続」は、誰もがいつかは直面する問題でありながら、何をどうすればいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか? 特に、60代〜70代のご夫婦にとっては、ご自身の老後設計だけでなく、大切な家族に迷惑をかけたくないという思いから、早め早めの相続対策が重要になります。 「うちは財産なんてそれほどないから大丈夫」「子どもたちも仲が良いから揉めることはないだろう」 そう思っていても、いざ相続が始まってみると、予想外のトラブルに発展してしまうケースは少なくありません。

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          自己紹介

          はじめまして! 元自衛官FPの山田伊智郎と申します。 長年、国の平和と安全を守る仕事に従事した後、今度は「人々の生活の安心と安全」を守りたいという思いから、ファイナンシャルプランナー(FP)として活動しています。 堅苦しいイメージを持たれがちな「お金」の話ですが、現役時代から隊員仲間のマネー相談に乗っていた経験を活かし、分かりやすく、そして親しみやすい語り口でお伝えすることを心がけています。 特に、60代〜70代の方々にとって関心の高い「相続」「老後資金」「年金」といっ