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オーブの謎を追う -第二回- オーブの撮影方法とは?


今回はオーブの撮影方法について書いてみたいと思います。

やはり私としては、できれば自分でも撮影したいという気持ちが日を追うごとに強くなっています。
しかし、残念ながら、これまでそれらしいものを撮影できたことはまだ一度もありません……。

撮影するために必要な条件とはどういったものなのでしょうか?





オーブの撮影方法とは?


前回紹介したオーブ関連本『オーブ 謎の超知性体』で、十万枚の写真のコレクションを所持しているというオーブ研究家、ミホール・レドウィズ氏が挙げている条件は、ざっくり言うと以下のようなことです。


①背景が黒いこと

②カメラはデジタルカメラであること(スマホでも可)

③フラッシュ撮影が好ましい

④近赤外域に感光性を持ったカメラであること

⑤ホットミラー(ホットフィルター、赤外光遮断フィルター、IRフィルター)はNG



①は、オーブが白く半透明であることが多いため、そのほうが可視化されやすいということです。黒ければ、昼夜は問わないそうです。

②は、オーブ現象が、デジカメの普及とともに急増した現象であることが大きいようです。理由は複合的なものと考えられています。
ただし、フィルムカメラ時代にも、撮影されていなかったわけではないようです。

③は、前回も少し触れましたが、レドウィズ氏は、オーブはフラッシュの光に誘発されて、自ら蛍光発光していると仮定しているためです。

④、⑤ですが、これも前回少し触れましたが、オーブは、赤外領域を撮影できるカメラに圧倒的に写りやすいという特徴があるようです。

ちなみに、人の目は基本的には可視光線といわれる特定の波長の電磁波しか肉眼では見れませんが、赤外領域とはどのへんか、一応おさらいしておきましょう。

赤外領域は可視光領域と隣り合っています


波長が長すぎても短すぎても視覚で捉えられないわけですが、つまりオーブは可視光よりも波長が長い電磁的性質を持ったものと推測されるということです。

そのため、赤外領域を撮影できるカメラが必要なのですが、自分のカメラがそれに相応しいかどうかを見極めなければなりません。

というのも、カメラによってはホットミラー(別名ホットフィルター、赤外光遮断フィルター、IRフィルター)と呼ばれる赤外線除去装置が搭載されている場合があるそうなのです。

ホットミラーとは、鏡面が赤外線を反射し、可視光線だけを通過させるようになっているものです。筆者はカメラにうといので、お目にかかったことがないのですが…。

これによって、機器内部への負担を軽減したり、画質もクリアになったりするそうです。つまり性能の良いカメラほど、この装置を採用している可能性が高いわけです。

せっかくの技術向上も、オーブ撮影には不向きということなので、これは排除しなければなりません。


ということで、見極め方ですが、簡単です。

テレビなどのリモコンをカメラのレンズ目掛けていずれかのボタンを押す。カメラの背面のモニタに、リモコンの光が光っているのが見えればOKです。
この光が大きいほど、オーブ撮影に適していることになります。

暗い部屋でテストするとこんな感じです
明るい部屋ではこんな感じ



上の写真は、LED室内照明のリモコンの赤外光を、iPhone15搭載のカメラでテストしたものです。肉眼では、ほんのかすかな光が確認できる程度でした。

つまり、オーブがレドウィズ氏の言う通り赤外領域に存在するものであるならば、撮影が可能なカメラということになります。

ぜひ、撮影前に一度試してみてください。


ちなみに、ホットミラー搭載カメラでも、「夜間撮影」モードでホットミラーの解除が可能となる場合もあるようです。

また、筆者調べでは、稀にホットミラーを外す改造を施したカメラ(フルスペクトルカメラ)が中古で売っていたりします(もちろんオーブ撮影でなく違った目的のようですが)。
それから、天文観察用のカメラも、ホットミラーは搭載されない設計のようです。


オーブ撮影のコツ


次に、『オーブ 謎の超知性体』にはオーブ撮影のコツのようなものも紹介されていたので、ほんの一部ですが挙げてみます。


・雨天、多湿のほうがたくさん写る
・一定期間継続することが好ましい
・一枚目に写ることは稀である
・撮影者によっても結果が変わる傾向がある
 など。


まあ、この辺りは、あくまで参考程度にして、自分で仮説を立てて実践してみるのが良いかと思います。

ただ、撮影者によって結果が変わるという点に関して、興味深いエピソードがあります。
『オーブ 謎の超知性体』の巻末解説で、ウィリアム・A・ティラー博士が紹介しているエピソードです。

あるとき、ティラー博士を訪ねて来た能力者スタンさんは、いわゆる念写の能力の持ち主で、動物や食べ物などの特定の形状をした光が写真に写り込むのだそうです。
彼が念写をする際、首と胸あたりに違和感を感じるそうなのですが、そのことと写真に写る内容に相関があると踏んで、博士に意見を求めに来たのだそうです。
ただ、不思議なのは、念写のために数日間、使用するカメラを体のそばに置いておくことが必要らしいのです。
また、念写したカメラを他の人に渡したところ、数時間は、他人でも同じような念写が可能だったそうなのです。

このことから、オーブも、撮影者の体から何らかのエネルギーが放出され、それがカメラに影響を与えることで、撮影が可能になっている可能性も考えられると思います。


オーブは幽霊や霊界などの定義を覆すものなのか?


現時点で、オーブが一体何なのか、はっきりとしたことは分かりません。

レドウィズ氏らの研究から分かるのは、オーブは我々の目に見えない赤外領域や、それ以上の領域に存在する可能性が高いということです。

もしこの推測が正しければ、物質世界には異なる階層があり、霊界やあの世と呼ばれる場所は、この世とは異なる周波数帯に属する「実体のある領域」かもしれないということです。

我々の物質世界も、原子が結びついて実体があるように見えるものの、ミクロの視点ではほとんどが空間だといいます。
オーブもまた、実体がないように見えても、彼らが実体を持って存在する領域が、我々のすぐそばにある可能性があるということです。

もしこのことが証明されれば、幽霊や霊界と呼ばれてきたものの定義自体が大きく問い直されなければなりません。

オーブ研究は、これらの謎を解き明かすヒントになるのでは?と感じます。



私自身も、本格的にオーブ撮影に挑戦するため、先日カメラを購入しました。
スマホでも良かったのですが、気合を入れるために、ハイネマン氏が使用しているのと同じ機種のカメラを取り寄せました。
あとは念じてシャッターを押すだけです!


次回は、ここでしか観られないオーブ動画&画像を紹介する予定です。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました!


参考文献:
・ミホール・レドウィズ、クラウス・ハイネマン著 藤野薫 訳『オーブ 謎の超知性体』2010年、徳間書店

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