知らない世界をチラッと覗いた話。
最近読んだ、こちらの本。
読後、前向きな温かい気持ちになる本でした
。
そして脳内に「終わりなき旅」のイントロが流れてきて、希望の光がさしこむイメージ。
(あくまでも、勝手な私のイメージ笑)
そんな「夜明けのすべて」
気になる方は読んでみてね。
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で、この話にはPMSとパニック障害の2人が登場します。
正直、どちらの病気のこともよく知らなかった私。
自分の知らない世界は無数にあって、すべてを知ることはできないし、すべての当事者になることは到底できない。
でも、本を読んでその世界をチラッと覗くことはできる。
全く知らない→ちょっと聞いたことがある、に進化できる。
それができる「読書」って、やっぱり魅力的だしすごいよなーと改めて思う今日この頃。
そして、知らない世界が無数にあるっていうのは
最近だと、この本もそうでした。
そして、どちらの本にも共通していたのは、
それを分かり会える人の存在、つながり、ですかね。
「人とのつながり」って言葉だけ見ると
一見、綺麗事のように聞こえがちではありますが…。
たった一人でもいいから、分かってくれる人がいる。
状況や思いを、共有できる人がいる。
これって、すごく心強いことなんだなー。
私が読んでいて感じた、希望の光。
その正体って、結局のところ
「人とのつながり」「分かってくれる人の存在」
そんな感じなんだろうなあ。
なんだか抽象的ですが、そんなことを思った読後でした。
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ちなみに、どちらの本も面白いけど、
どっぷり長編読みたい人→「正欲」
長すぎず、読後ほっこりしたい人→「夜明けのすべて」
こんな感じですかね。
個人的に、「夜明けのすべて」に出てきた、登場人物が勤務する会社の社長が、人柄のよさが出ていて素敵だなあと。
少人数の会社=ワンマン社長、みたいなイメージを勝手に抱いていたのですが、そうじゃない人もいるんだなーいいなあ。
気になった方、ぜひ読んでみてくださーい。
▼正欲について書いた記事はこちら。
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