余談が最高な本。「好きなようにしてください」
あおたまさんが、記事内でチラッと紹介していて気になった本。
「好きなようにしてください」
タイトルが秀逸。
NewsPicksで連載されていたものを集約した本らしく(NewsPicks見てないのですべてが新鮮だった)
内定をもらった学生や社会人の仕事に対する悩みに対して、経営学者の楠木建さんが答えるというQ&A形式のもの。
正直、図書館で借りてはみたものの
めちゃ分厚い。
おまけに、表紙には「大企業とスタートアップとで迷っています」などという、私が抱いたこともないような、意識高そうな悩みが載っている。
そして、楠木建さんて誰だろう。
うーん。
とりあえず。気になるところだけパラパラ読んでみるかーと思って読み始めたのですが(前置き長すぎ)
これが面白い。
え、めちゃくちゃ面白い。
気になった項目だけ読んでたんですが、他も気になってもうすぐ読み終えます。(←いまここ)
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何が面白いか?というと
学生や社会人の質問への答えは、一貫して
「好きなようにしてください」
なんだけど、その後の余談が面白い。
「話は若干逸れますが」
「極私的な趣味の話ですが」
などど一見質問とは関係なさそうな余談や仕事論が展開されるのですが、それが良い。
結構厳しめのことも書いてあり、好き嫌いは分かれるのかもしれませんが…
著者の持つユーモアゆえ、読みながらニヤニヤとしてしまうページが所々ありました。
個人的には
ひたすら真面目な本って、正直面白くない。
だからといって、ボケ倒してるような本はあまり好みではない。(わがまま?)
なんかこう、絶妙な加減がいいなあ、好きだなあと思ったのです。
単純に、この人の書く文章が好きなのかもしれない。
本の向こうで、著者が話しているようなイメージが湧いたのです。
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本の内容についてもチラッと触れようかと思ったんですが、色々ありすぎるのでやめます笑
ただ、あおたまさんも書いていたように
と著者は言ってます。
うーん。
果たして、自分は仕事をしているんだろうか?
趣味ではないけど、自分のため?なのか?
もし自分のためでも、それが結果として誰かの役に立っているなら、それでもいいんじゃないの?という気もする。
それについては、またいつか。(いつだろう…)
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ということで、楠木建さんの本面白かったよーという話でした。
読むか読まないかは…
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