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もし「耳」が付け外しできたら。

日々、色々な音に触れている。

たとえば
聞きたい話。
聴きたい音楽。
あとは、注意喚起の放送など。

これらは、「聞きたい」もしくは「聞いた方がよい」もの。

その一方、聞きたくない音もある。

電車での、やたら声のボリュームの大きい雑談。
社内での、どうでもいいような話。
サウナ内に設置されている、テレビの音。

視界であれば、目をつぶれば一時的に見えなくなる。
でも、耳をふさぐって難しい。

耳を手でおさえたところで、音は聞こえる。

耳栓というアイテムを使っても、100%遮断することはできない。
イヤホンで音楽を聴いたとしても、「音のない静けさ」が得られるわけではない。

******

何がいいたいか?というと
「静かな場所で過ごしたい」

ただ、それだけ。

それだけのことだけど、結構難しい。

たとえば、会社。
聞きたくない音があっても、さすがに耳栓するわけにはいかない。

と思っていたら、
山本文緒の小説に出てくる「偏屈で人嫌い」な主人公が、会社で耳栓をしていて、笑った。
↓この本。

私も偏屈だけど、さすがにそこまではしない。

******

瞳を閉じるように、耳も閉じることができたらいいのに。
音が遮断できたらいいのに。

ん?
閉じたり折りたたんだりしなくても
「付け外し」ができればいいのかも?

イヤホンを付けるように、耳を付ける。

音を聞きたい時は、装着。
騒音を避けたいようなシーンでは、つけない。

あれ?
これに近いようなことをしている人(芋?)を、映画で見たことがある。

なんだっけ。
誰だっけ。

そう、ポテトヘッドだ。

ポテトヘッド、確か色んなパーツを
簡単に付け外ししていた気がする。

耳だけ別の場所に転がってて、体は移動せずとも
聞きたい音が聞けるとか。
なんか、そんなシーンがあったような(曖昧)


そうか、私はポテトヘッドになりたいのかもしれない。

そう考えると(?)
芋としての生活って、意外と悪くないような気がする。

ポテトチップスになる芋って、確か暗い倉庫で寝かせるんだったような。
きっと、静かな環境な気がする。

しかも、じゃがいもって、何だかんだでみんなに愛されているよね。
マックのポテトだったり、ポテトチップスだったり。
あ、でも、油まみれはイヤかなあ。

******

ということで(?)
静かな環境に身を置きたい、という記事を書いていたら、なぜかポテトヘッドにたどり着いた…という話でした。

みなさんは、「耳」を付け外ししたいと思ったことはありませんか?

<あとがき>
昔から耳だけは聞こえが良く、家のインターホンが鳴る前の余波(?)が聞こえたりします。あ、ホラーじゃないよ。
今日もありがとうございました。



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