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もし人工冬眠できたら?

人工冬眠。

ホリエモンの本によると、どうやら遠い未来の話ではないらしい。

2020年、筑波大学の教授らがマウスを使った実験で、冬眠状態をつくり出すことに成功したとのこと。

脳の一部に存在する神経細胞群を刺激されたマウスが、まったく動かなくなった。
死んだのではなく、体温や代謝が著しく低下し、活動が止まった。つまり冬眠。

どうやら冬眠に関わるのは「Q神経」というものらしく、それは人間にも備わっている。

ただ、マウスのような実験を人間で行う訳にはいかない。
その為、他の方法での検証を進めている段階らしい。

詳しくはホリエモンの本、読んでみてください。
これ、実現されたらすごい。

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もし、人工冬眠ができたら?
冬眠したい人、いますか?

ちなみに冬眠中は代謝が低下するので、老化はしない。

本には、もし実現したら

・脳梗塞で倒れた患者を緊急で冬眠状態にする
ことで、悲劇を避ける
・不治の病に侵された人を、治療法が見つかるまで冬眠状態にする
・花粉症の時季を冬眠で逃れる

書籍より要約

などの提案があった。

花粉症のタイミングだけ冬眠する…
それ、なかなか良いような気もする。

その場合、勤務先にはどう届け出るんだろうか?←そこ?

近い将来、冬眠が手軽なものになれば、「冬眠休暇」なんていうものも、できるかもしれない。

あるオフィスでの会話(妄想)

Aさん「あれ、○○さんは?」

Bさん「あー、冬休(冬眠休暇)っすね」

Aさん「そっか、冬休は一ヶ月取得が義務になったもんな。オレはいつ眠ろうかな。」

Bさん「食費かからないし、良いっすよね」

みたいな会話が、当たり前になるのかもしれません。

人工冬眠、老化しないし一見良さそうな気がするけど、時間が止まるわけではない。

自分が人工冬眠してる間に、子どもや周りの人が日々を生きていると思ったら…

うーん、私は冬眠しなくてもいいかなあ。

でも、一度経験してみたい気はする(どっちやねん)
私たちが生きているうちに実現したら、すごいよなあ。

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冬眠以外にも、ホリエモンの未来予測が色々載ってて、サクサクッと読める面白い一冊でした。
ぜひぜひ。

<あとがき>
「冬眠」だけでなく、「夏眠」というものも存在するらしいです。暑くて乾燥する乾季は水や食料がとれないから、木のウロや岩かげにかくれて体温を下げて過ごす動物もいるとか。
興味ある方、子ども向けですが下記リンクの記事も面白かったです。
今日もありがとうございました。



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