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17年間続けていた採用担当を離れました

あっという間に7月。
夏至が過ぎ、北海道も暑さが本格化する季節となりました。

またまたお久しぶり投稿となります。
パラレルキャリア社労士村谷洋子の
noteをお読みいただきありがとうございます♪


17年間続けていた採用担当を離れました。

タイトル通り、異動がありました。
(プロフィールもゆるっと変更)

勤務先の年度始めである5月16日付にて

サツドラホールディングス(株)
HRグループ人事企画・採用チーム 採用担当

から

(株)サッポロドラッグストアー 
人事部 労務担当

へ異動辞令がでました。


異動元と移動先からの視点

HRグループにいて組織を動かす側に身を置いていた者としては、

  • 配転教育

  • 人員流動化

等の重要さは理解しており、
痛感するところでもあるので、
客観的に見て
自分の異動は妥当であり、
あるべき姿であるのは明らかでした。

また、ありがたいことに
特定社会保険労務士やキャリアコンサルタント、
産業カウンセラーの資格を活かせる
担当への配転でもあるため、
今後のキャリアへの配慮も感じられました。

組織上正しい選択なのは事実ではあるものの、
私も一人の人間です。

ずっと好きで関わっていた
採用業務から離れるのはさびしさを感じました。

新たな部署は労務担当。
主に健康診断、健康経営、規程改定を担当します。

私が入社した当時は
教育人事課
という部署で、従業員数も750名ほど。
メンバー5名で人事まわりを何でもやっていました。

ですので全く未経験の領域ではないのですが、
時代も変わり、内容も変化しているので、
引継ぎを受けるにも緊張が伴います。

今までの採用業務はデジタル化が進んでいるのですが、
健康診断業務は医療・健診機関が絡むため、
どうしても電話とFAXがやり取りのメイン。
行政に近く古い体質って印象です。

アナログが色濃い時代へタイムスリップした感覚が…

でも、
ここ数年でメールやデジタルデータのやり取りも増え、
変化の兆しはみられるようです。
業務効率化のためにも
医療・健診機関さんがんばって!!(笑)

大きな範囲の「人事」には変わらないのですが、
部署異動して景色が変わり視野も変化しました。

抽象的な表現になりますが、
同じ人事周りの業務でも、
見る角度が違うと違うものが見えてくるのですね。
これは同じ部署にいると気付かなかった視点でした。

そして

異動して採用から離れても
今までの採用担当スキルが無くなる訳ではない。

17年間やっていたからこそ
その道のプロとして誇れる経歴となった。

と思うことができるようになりました。

新たな業務にワクワクしている自分もいます。
プラスアルファの武器を手に入れて、
自分の仕事として語れるように進んでいこうと考えています。


「人生の転機」~トランジション~とは

キャリアコンサルタント的視点で捉えると、
今回の異動はまさに「人生の転機」

ブリッジズの「トランジション」理論がピッタリ当てはまります。
(シュロスバーグのトランジション・4Sなどもありますが、今回はブリッジズの理論の方がしっくりきました)

トランジション ――人生の転機を活かすために フェニックスシリーズ

ブリッジズは人生の転機を
「終わり」→「ニュートラルゾーン」→「始まり」
の3つに分け、
人生の転機をどう乗り切るかを説いています。

1.「終わり」
何かが終わるとき・慣れ親しんだ状況から引き離される時期

2.「ニュートラルゾーン」
中立圏とも呼ばれ、混乱・苦悩・先が見えない苦しい状況となりやすい時期

3.「始まり」
新しいはじまりのとき・状況を受け入れて乗り越えていく時期

出典:トランジション ――人生の転機を活かすために フェニックスシリーズ 
ウィリアム・ブリッジズ

1.でしっかり区切りをつけて、
2.で悩みながらも現在・過去・未来の自分と対話して自己再構築を行い、
3.で新しい状況を受け入れることで転機を乗り越えていく。

「人は跳び上がる前に、かがまねばならないのだ。このような旅はまた、たった一人で行くしかない。」

ブリッジズの言葉です。

自分の中で区切りをつけて、
現在過去未来を整理整頓して、
勇気をもって跳んでみる。

そんな光景が浮かびます。

今期に入ってから
異動したり、転職したり、
他のチャレンジをはじめたあなたも
「転機」
を活かして自分のキャリアにしていきましょうね!

私もジャンプします♪

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