スカートを履いているか心配になる
スカートとタイツででかける冬の日。ときどきスカートを履いているか心配になるときがある。これ共感してくれる人いるかなあ。
「服は着てればいい」くらいファッションには無頓着だし、着替え終わる前に別のことをしたりするし(着替える→頭に浮かんだ別のことをする→しばらくして着替えてたんだったと気づき着替えに戻る、のループ)、姿見を見る習慣もないので、街に出てからふと心配になる。スカート履いてるかどうか。
それくらいズボラな私が愛してやまないのが、セントジェームスのコットンボーダーシャツ「ウエッソンOUESSANT」。もう毎日これだ。
おしゃれなのに洗濯機で洗える。おしゃれ着洗濯とか、クリーニングに出す手間がかからないのがとても気に入ってる。いちおうネットには入れてドラム型洗濯機でガシガシ洗っているけど全然着崩れない。セントジェームスはもともと船乗りの仕事着をつくっていた会社、という背景も気に入っていて、丈夫さと機能性に優れているのもうなずける。
色によって生地の風合いがちがうのだけど、おすすめなのは霜降りチャコールグレー。やわらかくてさらっと着れる。着るときに「よし」と気合を入れなくていいのが好きだ(これが、着込むと肌になじんでいく、というやつなのかな)。黒や白はもう少し固めな風合い。それでも好き。
初めてウエッソンを買ったお店では、「形がとてもよくて、身体のラインがきれいにみえますよ」と教えてもらった。
ちょっとひとくせあるのは、洗濯すると縮むこと。一回目の洗濯では袖も裾も1~2cmは縮む。だから大きめのサイズを買う必要がある。これには理由があって、「日本の洋服はあらかじめ洗って縮んだ状態でお店に並ぶけど、海外の洋服は洗ってないものも多い」んだそう。(*)
「サイズアウトさえしなければずっと着れます。10年以上もつ人もいますよ」
2年前に買ったウエッソンは、毎週洗っているけどまだまだ何年も着れそう。これからも長くセントジェームスにはお世話になると思う。
たくさん売ることを考えると丈夫であることは必ずしも正解じゃないのに、意志を貫いてつくってくれている。そこも大好きなんだよなあ。
(*) 洗い終えた完成の状態で売る日本と、縮むのは自分で考慮してねと判断を顧客に任せる外国。そのちがいも面白い。
日本は細やかな配慮とていねいさがありがたいし、外国の顧客を信頼してる姿勢も、判断を任せてくれているようでうれしい。
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