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NHK BS 『ワールドニュース』のすすめ

コロナのニュースを見ると不安になってしまう。
でも最新情報を知りたい。

そんな人におすすめなのが、NHK BSの『ワールドニュース』です。

これは、イギリスのBBCなど世界のニュースがそのまま見れる番組で、しかも同時通訳してくれているので言語力は必要ありません(ありがたい!)。

コロナの最新情報を日本のテレビ番組やネットで得ようとすると、情報よりも感情を煽られることの方が多い気がしていて(個人の感想です)。

ズドーンと落ち込んだり、焦りを覚えたりせずに情報を得たいなと思っていたときに、ワールドニュースを見ることを思いつきました。


なぜこの放送がいいかという理由は2つあります。

・冷静な解説と多様な視点

キャスターがしゃべる内容が客観的な数字に基づいていて、無駄に感情を煽られることが少ないなと思います(海外のニュースなんで客観的に見られるという説もある)。

そして異なる意見のどちらにも言及してくれるんですよね。

たとえば、先日のニュースでは、中国でコロナが広がったことに対して

隠蔽によって感染が拡大した可能性もありますが、国の統制によって感染がおさえられているのも事実のようです。

といったキャスターの言葉で締められていて(記憶を辿ったので正確な言葉ではありません)、なるほどなあと思ったんです。

隠蔽の可能性にも言及した上で、でも統制によってこんないいこともあったよ、と視点をいくつも提供してくれるおかげで、どちらかに偏ることなく冷静に考えるきっかけをもらえます。


また、WHOの会見で記者が「中国の隠蔽によって感染者が拡大したんじゃないですか?」と単刀直入に聞いていたのには吹きました。

WHOの人もはっきりと「私はそういう考え方はしていません。それよりも重要なのは、感染のスピードがいかにはやいか、諸外国が教訓を得ているかということです」と答えていたのが印象的で。

「一つの意見以外認めません」という雰囲気ではなく、意見は違って当たり前という空気感がいいなと思います。それによって視聴者が判断するための材料が増えるので。


・世界の状況が分かる

中国は武漢に帰省していた労働者を職場に戻すために、専用列車を走らせたそうです。

政府から許可がでた企業に限り、○○会社の○○部門の社員をできるだけ同じ車両にのせて、外部の人との接触を極力おさえた上で運送したと。

これ面白いですよね。独裁国家?の中国だからこそできる方法だなあと。日本でたとえばホンダの社員だけ乗せた列車を走らせるって想像がつかないです。

あと、中国では行政サービスを利用するのにアプリで健康状態に問題がないかを証明できないと建物内に入れないとか。このアプリがどのようにつくられたのかは分かりませんが、コロナの感染がはじまってからできたのだとしたら対応が早いし、行政サービスにもITが使われてるんだと驚いたり。

イタリアや韓国の薬局では、マスクや消毒用品を求める人の行列ができていて、どこの国も同じなんだと思ったり。



こんな感じで世界全体の様子が分かるし、「ニュースを見るとまいっちゃうんだよね」という人に、こういう情報の得方もあるよとシェアしたくて書きました。

私も気が向いたときにニュースで最新情報を追いながら、自分にできるうがい手洗いをこまめにして、あとは普段どおりに過ごしていきたいなと思います。



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