【実は他人から受けてしまう2次被害】「毒親育ちがコレ言われるとつらい!ことば」3選 #児童虐待
今日は、毒親育ちあるある他人から受ける【ことばの2次被害】について。
毒親育ちは、幼いころから、人格・容姿・勉強etc・・ありとあらゆることで親から否定されまくって育ちます。気づいたときには再起不能なくらい心はズタボロに。(家庭という密室で行われるものだからこそ、他人にはわかりづらいのですが・・)
本来人は、たとえば学校でいじめとかつらいことがあっても、「親に話せばわかってもらえる」「家族だけは味方でいてくれる」などの体験を通して、安全基地の中で成長できる。
だけど、毒親(機能不全家庭)育ちはそこがスコーンと抜けてる。なんなら、毒親からさらにひどい仕打ちをうけるくらい。
こどもにとって、味方が1人もいない、拠りどころなく毎日を過ごさなければいけないのがどれだけ心細いか。
【毒親育ちが一番必要としているのは味方です。】
いつでも、味方になってくれる人を探しています。
でも、そんなとき、理解のない心ないことばを言われてしまったら・・・(いった人に悪気がなくてもです)
ただでさえ、親から受けた毒でズタボロ痛くて苦しいうえに、さらに傷を深めてしまうことになります。
たとえるなら、ボコボコに殴られてノックアウトしてるとこに、さらにめった刺しでリンチされるようなもの・・・(悲)
ちょっと話それるけど、この虐待事件を覚えている人はいますか?↓
2019年、小学4年の栗原心愛(みあ)ちゃんが両親に虐待されていた事件。
学校の先生にSOSを出していたにも関わらず、救えなかった痛ましい事件。
虐待の主犯格が父親だったようで(虐待内容がエゲツない)外面がよかったにしろ、先生だけでなく、まわりの誰か1人でも彼女の真実の声をキャッチできていたら・・・
こういう事件が起きるたびに、いち虐待体験者として決して人ごとには思えません。対応を一歩まちがえれば、生きるか死ぬかに関わる問題になることもあるんですよね。
毒親(児童虐待)問題に対する理解が、すこしでも深まってくれたらいいなという願いも込めて、今日もこうしてnoteを綴っています。
さて、今日の表題に戻りますが、毒親育ちがコレ言われるとつらいよ!ということばを3つにしぼってみました。
【毒親育ちがいわれるとつらいことば①】こどもを愛さない親なんていないよ
恵まれた家庭で育った人にとっては、なんの間違いもない常識です。
だけど、残念ながら、こどもを愛する能力のない親、虐待してしまう親は存在します。
【毒親育ちがいわれるとつらいことば②】話し合えばわかってくれるんじゃない?
これは、わたしも言われたことでものすごく葛藤した経験があります。「わたしの伝え方が間違っているんじゃないか?」「説明不足だから」とか。とにかく自分を責める。よくある自分が変われば相手も変わってくれるかもという期待も。
でももし、多少のことば足らずですれ違ったり誤解があったとしても、親子なのに10年も20年も分かり合えず苦しみ続けるでしょうか?
そもそもが「話し合う」というスタートラインにすら立てないから苦しむのです。話が通じないで終わります。
【毒親育ちがいわれるとつらいことば③】もっと親を大切にすべきだよ
これは、とくに成人後に言われてつらかったことばですね。
こどもって無条件に親が大好きだと思いますが、もし愛情をたくさん注いでもらっていたら、自然と親を大切に(仲よく)したいという気持ちが育つと思うんですよね・・
親だろうが人として、じぶんをいじめる相手を大切にできないですよね?
でも毒親育ちは、「親を大切にする」まわりの人が当たり前にやってるのにできないことに心を痛め、罪悪感を抱いています。十分すぎるほど。
だからそれ以上責めるのではなく、大切にできない理由があることを理解してほしいのが本音です。
まとめ
「甘えてる」「じぶんの気持ちの捉え方の問題だ」など世間の非難の声におびえて、誰にも打ちあけられないつらさを抱えて生きています。ほんとにそういう問題じゃない!
勇気をだして話しても(ほんとに勇気がいります)、理解のないことばが返ってきたら・・・せっかく開いた心の扉が閉ざされてしまいます。
アドバイスとか特別なにかをしなくていいんです。ぜんぶを理解できなくてもいい。ただ話を聴いて(耳を傾けて)寄り添ってもらえるだけで救われるのです。
もし身近に毒親問題で苦しんでいる人がいたら、可能なかぎり、まずははなしを聴いてくれたらうれしいです。
ひとりで抱えるのって想像以上につらいよ。
さいごまで読んでくれた人ありがとうございます。
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