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#215 大学に行くのにどれくらいお金がかかるの?⑩

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

【note 206】から始めた「大学に行くのに
どれくらいお金がかかるの?」という
テーマの続きです。

【note 214】とは別の角度から児童手当の
総額と教育費をセットで考えるためのヒント
をお伝えしたいと思います。

今回は、児童手当で行ける範囲内の進学先
を考えてみませんか?という視点です。

と言っても、実際は、児童手当以外に50万
円程度の教育費のお金を貯めてもらう必要が
ありますが、こんな考え方もできますよ☆
という事例をご紹介をしますね!

例えば・・・

島根大学に4年間通う場合の費用は、
約243万円です。

---------------------------------
[内訳]

☆令和2年度授業料の額
 535,800円×4年

☆入学手続時に必要な経費
 282,000円
---------------------------------

児童手当を使わずに貯めておいた場合、
約200万円の学費の目途が立ちます。

残りの約43万円のお金については、
18年間で別途準備する必要があります。

ちなみに・・・

43万円を18年間で貯めようと思ったら、
年間約2.4万円になります。

43万円 ÷ 18年 = 約2.4万円(年間)

月々だと約2千円です。

ちなみに・・・

児童手当以外に月々2千円を貯めれば自宅
から通える国立大学の学費が賄えるか?
というとそうではない側面があります。

なぜなら・・・

教育費の物価上昇のことも考えておく
必要があるからです。

本来であれば、教育費の物価上昇の話を
ここでしておきたいのですが、複雑に
なるので、今後の投稿(【note 218】)で
ご紹介しますね!

話を戻すと・・・

教育費の物価上昇を加味しなければ、
自宅から通える国立大学がある地域に
お住まいの方については、大学進学への
道筋(可能性)をつくることができます。

ただし、この金額は授業料と入学金の
お金についての話になります。

その他かかる費用については、お子さまが
アルバイトをして賄うなり、そのときの
家計の収入の中から支援をするなり、
奨学金の活用をするなり、何らかの対応が
いります。

この辺りのイメージをざっくりとでも
掴んでおくと、大学のお金の見通しを
立てていけます。

とは言え、ご希望の学部があるのか?は
別の話になりますので、今度は別の角度
から大学にかかるお金について考えて
みたいと思います。

長くなりそうなので、次回、この続きを
ご紹介しますね!

予告をしておくと、次回は、県外の国立
大学を視野に入れる場合の考え方について
お伝えしますね!

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
(●*’v`*人)

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