言葉の宝箱 0012【変えたい。前向きな言葉のようで、今の自分を否定するような響きもある言葉】
『弁当屋さんのおもてなし⑤まかないちらしと春待ちの君』
喜多みどり ( 角川文庫2019/5/25 )
遅めの桜が咲き始め漸く春が訪れた北海道。
お互いの思いを再確認した千春とユウだったが、
千春の帰任期限は刻一刻と迫っていた。
このまま札幌で転職してユウと一緒に暮らすかそれとも遠距離恋愛か。
自分が本当にやりたいことは何か悩む千春に
ユウがお弁当に込めたメッセージとは?
そして最終的に千春が選んだ生き方は?
北海道の旬の幸がたっぷり味わえるシリーズ第5弾。
『再来の君とまかないめし』『春風餃子弁当』『ラワンブキの希望詰め』『行きて帰りしサクラマス弁当』4話連作短編集。
・変えたい。
前向きな言葉のようで、今の自分を否定するような響きもある言葉 P14
・自分の弱いところを認めるのって、難しい P24
・付き合ってるから無条件で理解できるなんて思わないで P26
・自信を持つというのは、自分を信じるということですよ。
自信がないから焦っているし、焦っているから失敗するし、
失敗するから自信をなくし、悩んで集中力を欠いてしまう P33
・一人暮らしで誰も作ってくれなくなって
初めて、そのありがたみを知る P177
・離れて上手くいかなくなっちゃうような関係なら
そこまでじゃないのか?(略)
そうは言っても、
関係を続けていくっていうのは、努力とか、タイミングとかも重要 P207
・あなたにしか、あなたの人生は決められないんだから P210
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