SDGsな酒蔵、数馬酒造さんで最後の乾杯!
2日間にわたる奥能登の酒めぐり、乾杯めぐりもラストスパート。
漁業と商業の港町、宇出津エリアに到着。港付近の駐車場(トイレがありました)にバスを止め、そこからすたこら歩くこと3,4分。
寒い中、外で数馬社長が迎えてくださいました。
数馬酒造さんは現在能登産の酒米100%で酒造りをされていらっしゃり、それにより東京ドーム約6個分の耕作放棄地を田んぼに生まれ変わらせました。それだけではなく地元の名産品に特化した食中酒を造られたり、雇用を作り、守る取り組みが評価され、能登の酒蔵として初めて経済産業省に「地域未来牽引企業」認定されています。
↓詳しい取り組みや商品については公式サイトをご覧ください。
https://chikuha.co.jp/project/
兎にも角にも、竹葉で乾杯!
最初の瓶内二次発酵のお酒は、醸造課の社員さんが一人1タンク自由に仕込む「責任醸造」から生まれたもの。しゅわっと滑らかな泡だち。可愛らしいあまっぱさがあり、ごくごく呑めてしまうけれどもアルコール度数10あるのでおビアよりも高いという危険な子。日本酒スクリュードライバーね。
竹葉純米しずくは、竹、葉が連想させる爽やかさ清らかさを感じるお酒で、呑んでいると春の山菜もそうですし、鰆や蛍烏賊など春の海の味覚を味わいたくなるわ~。酒を呑みながら涎が出てくる酒であります。
大吟醸無濾過生原酒は石川の酒造好適米「石川門」で作られた大吟醸。おお!珍しい。石川門って味がでるといいますか、重いお酒になりがちで綺麗な大吟醸に向かないイメージ(個人の見解です)なのよね。で、石川門の大吟醸、純米大吟醸ってあまり呑んだことがなく、珍しいなと思いつついただきました。ん~!透明感ありつつ、熟したメロンのような甘く豊潤な香りと甘みがあり、美味しいわ~。あっ、これでメロン・バナナ系の酵母ではなくリンゴ系の酵母だったら恥ずかしいだけの感想ですが。。。ど、どうなのかしら。
そこはそれ、その後お隣のショップにわらわらと向い、お買い物。
鶏、能登牛、ジビエ、烏賊、牡蠣とでております。ある意味究極の食中酒。すべての食材そろえて呑み食べ比べしてみたいものです。
次でるなら、能登豚、海藻かしらと妄想。
直営店限定の発泡と純米吟醸を購入いたしました。
その後は再びバスに乗り、まずは能登空港へ向かい升。
空港組と別れた後は、金沢駅に向かい升。
鰯のよしる、蟹入り海苔の佃煮600円を購入。
ちょっとお高めですがお土産にぴったりだし可愛い。そして自分で作ってみたく、メモメモ。カレー味のイカメシって確かに作ったことなかったわ。
そして金沢駅でラストスパートでげんげ2パックなどを買い、居酒屋サンダーバードで無事京都に帰りつきました。
いや~濃厚な二日間をありがとうございました。行けば行くほど好きになる能登、また伺います!