買ってきたもので作って呑むまでが旅、うまづらはぎ煮、雲子豆腐
バレンタイン用のチョコレートを買おうと、以前買ったことがある近所のチョコレートショップに行ったら潰れており、目玉が飛び出ました。い、いつの間に。。。11月に東洞院のhotel chocolatさん閉店していたんですよ。そのことに2か月も気が付かなかった。何度も前を通っていたはずなのに。とんだ節穴だなと思いました。
なかなか人が使うことがない「目玉が飛び出す」「節穴」という表現を使ってみました。語彙が古いのよね。
長野から買ってきたのは中善さんの「泡よくば」しゅわっと弾けるお酒で開けるのに少々時間がかかりました。開けるのに時間はかかりますが、空けるのには時間がかからないお酒です。
我ながらうまい。
誰も褒めてくれないので、いつも自分で自分を褒めます。自分を褒めてあげたい。
材料(2人分)
新わかめ…80g
なめこ…1袋
大根…1/8本
ポン酢…少々
作り方
新若芽(生)となめこはあらかじめ茹でておきます。大根の皮を剥いておろします。器に盛り付け、ポン酢をかけて完成です。
きりっと田酒とあわせた。英さんに置いてあるお酒で一番好みなのが田酒なので、京都に着てから一番呑んだいるお酒かもしれません。いや、神蔵ですね。まつ井さんでも高倉さんでも呑んでいるので一番呑んでる。
そのまんま。キャベツ、面倒でいつも生でばりばりかじってしまいますが、白菜同様煮ると甘くて美味しいわ~。
材料(2人分)
雲子(鱈の白子)…100g
絹ごし豆腐…1/2丁
水…100cc
日本酒…50cc
塩…少々
片栗粉…小匙1/2杯
とろろ昆布…少々
作り方
雲子は水洗いし、血管をとります。鍋に分量の水と日本酒、塩少々を入れたら火にかけます。煮立ったら雲子を入れ、灰汁がでたらとり、1,2分煮て火を止めます。
雲子をとりだし、半分にとった絹ごし豆腐を加えて再び火にかけます。豆腐が温まったら塩で味を調え、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、火を止めます。器に盛り付け、昆布をあしらって完成です。
とろんとした白子とうすにごりの泡よくばががぷりよつ。泡よくばは発泡日本酒にありがちな発酵臭がなく、ぶどうのような香りと甘みが可愛らしいお酒でありました。失礼ながらここまで綺麗なお酒と思っていなかったので、びっくりしました。ぜひ呑んでみていただきたい。
材料(1人分)
うまづらはぎ…1尾
葱…1/2本
生姜…1片
水…300cc
日本酒…50cc
醤油…大匙2杯
塩…少々
作り方
うまずらははぎの皮を剥き、内臓をとって洗います。頭を切り離し、切れ目を入れます。生姜を厚めの薄切りにします。
鍋に水、日本酒、塩、うまずらはぎ、生姜を入れて火にかけ。煮立ったら灰汁をとって醤油を入れます。煮汁をまわしかけながら、火が通るまでさっと煮ます。粗熱がとれるまで冷まして味をなじませます。
葱を2センチ幅程度に切り、トースター又は魚グリルで焼き目がつくまで焼きます。器に盛りつけて完成です。
仙介をきゅっと呑んでご機嫌に。
ヴァレンタインにもぴったりのお酒であります。
ちなみに、冒頭で書いた四条のhotel chocolatさんは2021年オープンでした。それが2022年に閉店。四条界隈の撤退の速さに驚きます。
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