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【やる気ってそんなに大事?】それよりも波風立たない精神状態でこなすほうが心がすり減らないと思っています


  • みんな平等に1日24時間なのに役割は人それぞれ。でもあきらめないライフハック。

  • 安心・落ち着く状態は「いつもと同じ」というとき

  • 育児・療育・介護・看護どんな形でも「家族」も「自分」も大切にする方法


私自身、15年認知症の祖父母の介護、現在進行形で3人の子育て(うちASD+ADHD)パーソナル障害の家族と過ごしています。そんな時ハンドメイド作品で声を掛けてもらい、ハンドメイド作家として活動しております。書籍での紹介、ラジオにも出演経験あり、社会にでる大変さ、大切さを実感しております。その経験から現在家庭と自宅のみで家族のために生きている方にあなた自身の視点から考えられるよう発信しています。

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つい最近読んだ本にこんなことが書かれていました。

“やる気がでた”という状態は異常な状態。そんなものコントロールできるわけありません。当たり前の状態が理想なのです。

そうなんですよね。やる気が出るって素晴らしいものみたいに感じますが、実は運や掛けみたいなもので、自分でコントロールできるものではありません。子供のころから「やる気が大事」みたいな謎教育を受けた日本人は洗脳みたいに子供にも押し付けてしまっていませんか?それよりもどう生活に組み込んで負担なく行動できるか、楽しめるかが大切で(なんなら楽しむことも必要ない場合もある)そこを具体的に教育されたかったなと今になって思います。

数年前の私の負担は朝の夫と息子の弁当作り。「さあ!!やるか!!」と気合掛け声かけて頑張ってはいましたが、ギリギリまで寝ている夫や息子にイライラしていました。じゃあ作らなきゃいいじゃん!!という話なんでしょうけどなんでしょう、専業主婦歴15年頭の中は「家族のためにやらなければならない」というガッチガチに固まっていました。いきなり放任主義の子育てや自分を第一優先の生活になんてなれないので(発達障害の子育ては結局親に返ってくるから、「自分が困ればできるようになるよ」的なアドバイスは絶対違う!!)お弁当を簡単にするようにしました。
簡単というよりも栄養満点でボリュームがあって洗い物までらくちんにという感じ。
タッパーにご飯を詰めて、その上におかずを乗せるどんぶりスタイル。半分を野菜炒め(冷蔵庫にある野菜を細かく刻み時短)卵焼き、肉か魚(レンチンが主)。野菜炒めは冷蔵庫に残っている野菜や冷凍の野菜ミックスを活用して味付けはカレー粉、ふりかけ、コンソメ、中華だし、ケチャップ…無限大です。これで野菜もタンパク質もバランスよくとれます。二段弁当だと思ったより隙間ができちゃったりおしゃれな飾りをつけたくなっちゃったり。そんなやる気はいりません。平穏な無の精神で作れるお弁当。それが理想。このルーティンにしてからは毎日うとうとしながらお弁当を作れるようになりました。(作っている姿は見せられません!!)

結局心に負担がかからないライフハックは「ルーティン化した生活」だと思います。こうしてあげたいああしてあげたいという気持ちは大切だしなくす必要はないけれど、その「独りよがりのやる気」に溺れないように気を付けています。

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