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地方へGO! 令和参勤交代案

私の地方創生案シリーズ、実は働く主体、金を稼ぐ主体のことがボヤカシてある。

つまり、わたしのプランは、誰が稼ぐのか、経済の主体が欠けている。地方を支えるエンジンが。

じっさいここで、政府は苦労するわけだ。企業城下町みたいなところが廃れたりしたわけで、難問である。

結論を言うと、お金はなくとも、人が多ければなんとかなる。とくに若い人たち、若い家族がいれば。実物経済は、物々交換、地域通貨のような形でも、熱気があれば持続できます。

私は農業林業水産業を軸に、と言いたいが、なかなか大きく稼げないかもしれない。6次産業化、産地直販、輸出は伸びているので、その路線が続くといい。商社もいくつも手掛けているから、問い合わせ相談してもらうといい。今後、IT、新技術で伸びるかもしれない。陸上養殖などどんどん伸びる。エビ、サバ養殖、コオロギ培養まで。

あるいは観光。徳島の山奥、祖谷地域に外人が押し掛けるという。私の知っていた人も、わざわざ東北から高野山まで、ガイドブックで旅を組み立てて、回った。日本人は知らない。あっちのブロガーや旅業者が知っている。中国人が戻ってこないが、コロナが終われば反動で増える。ベトナムから若い人たちが、満面の笑顔で、日本のスキー場やショップに来た映像を見て、やや安心しました。

江戸の参勤交代を言ったのも、地方に人と力を戻すため。大塚製薬、ベネッセなど、地方本社の会社は多くある。地方に人を移すメリットは、大企業にもある。国が廃れては、いい影響は何も無い。コマツは北陸の本社で、出生率を上げていると聞いた。

工場が国内回帰するといわれているので、長い目でも地方は復活するかもしれない。工場はロボ導入も進み、人権的にも精査すれば、よい職場になれる。日本は製造業世界トップではなくなり、だから円安になり、それが功を奏したのだ。中堅国として、地味で安定した国になれる。

実は考えると、日本の三十年の停滞は、IT、電機、トップのレベルで世界一を競い続けたことにも理由があるのでは、と疑う。液晶で負けた。もっと地道な、確実に日本製が売れる分野があったはずで、今もそれはある。日本的な気配り、繊細な精神。行ってない国に出向いていけば売れるはずだ。日本にしかない細かいもの多い。


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