鈴木陽平

やっぱり踊る。 💁‍♂️https://www.instagram.com/yo_chan1…

鈴木陽平

やっぱり踊る。 💁‍♂️https://www.instagram.com/yo_chan1122

最近の記事

うんちくたれ太郎の"身体能力強化クラス"

身体能力強化クラスというのをやっている。 名前の通りで、 "身体"の"能力"を"強化"するクラス。 シンプルすぎて、 わかるようでわからない このネーミング。 やることも決まってなくて、 振付も何もない このクラス。 なにも決まってないから毎回真剣勝負なんだけど..だから面白いし遠慮なんてしてる場合じゃない。 ちょっと不思議な名前だけど、僕はこの名前がすごく気にいってる。 僕はうんちくが大好きだ。 前に何度かちいさなダンスのチームをやっていたんだけど(レッスンや

    • ドシャ降りだってあなたとスカイツリーがみたい

      東京はサバンナ、身体は受信器。 望みは叶うと信じてる。天気予報は、雨。 5月21日にインスタライブをした。先月からはじめたこの'踊る'インスタライブ。月に一度「ただ好きな人と、好きな場所で、好きな事」をする。それが僕たちのインスタライブ。 今回は'しぶっち'と踊ることにした。いままで舞台やイベントなどいろいろな場所で一緒に踊ってきたしぶっち。本名は、渋谷亘宏(しぶやのぶひろ)。コンテンポラリーダンサーで、呼吸の先生。趣味は一人でバーベキューをすること。 僕たちの1日が

      • しぶっちとすのこの机を作ったら、土曜の夜がたのしみになった話。

        土曜の夜がたのしみすぎる。 今回は、この人と踊ることにした。 絶対的安心感、渋谷亘宏。通称しぶっち。 いままでいろんな舞台やイベントで一緒に踊ってきたこの男。やさしくて繊細で暇さえあれば一人でもバーベキューをしてしまうこの男。くだらない話が永遠にできて、なにがあっても味方でいてくれるこの男、それが渋谷亘宏しぶっちだ。 ただのやさしい奴にみえるが実はこの男、日本を代表して海外のフェスティバルで踊ったり、世界的に有名な振付家の作品にも出演するゴリゴリでバキバキのコンテンポラ

        • 120%の好きで埋め尽くしたら、六本木で泣いた。

          2022年4月17日、ピンクムーン。 身のまわりを好きで埋め尽くしたら、 六本木で、泣いた。 今日僕はインスタライブをする。満月の夜に六本木で踊る。ドキドキしながら踊るんだと思う。ワクワクしながら踊るんだと思う。ひさしぶりに自分の好きを選んで。 好きな人と、好きな場所で、好きな事を。 120%の好きで自分の世界を埋め尽くしたら一体どんな世界がみえるんだろう? いつもの自分の常識を越えて、脳みそがスパークしてしまうような「好き」だけで構成された世界で踊れたら最高なんじ

        うんちくたれ太郎の"身体能力強化クラス"

          金子ノブアキと海にいた。

          「チーム金子ノブアキ」には夢が詰まってる。 いつだっていい夢が見られるように願ってる。 * 2020年11月 金子ノブアキと海にいた。 2020.12.25「ZANGE UTOPIA」発売。 1曲33分間の、音の旅路。 ’自分の親愛なる人たちが、どうか孤独ではありませんように, あっくんの祈りと願いに振付をした。 この日は、曲の一部分を抜粋した映像作品「Zange Utopia〜Bridge〜」の撮影だった。踊るのはダンサーの可南子とさや香、写真と映像はフォト

          金子ノブアキと海にいた。

          meat goodbye.

          たのしむことはあきらめた つらい練習なんてまっぴらだ それなら好きな人とディナーにいくよ 先日、やってしまった。 左脚を踏み込んだ瞬間に「ギュルンッ!!」と。 ふくらはぎが、ちぎれた。 これは、あれだ。 たぶん、いま話題の肉離れ。 体の中には37兆個の細胞があるらしいけど、一度離れてしまった細胞は、またいつか出会えるんだろうか。 ・ ・ ・ ・ バンバン追い越していく。 この街と景色にこびりついた記憶から逃げるように、タクシーは明治通りをすすむ。いいぞ、運転手さん。す

          meat goodbye.

          大学生に告白したら、ダンスチームができた話

          消せない写真とグループライン 理由は単純で、好きだから ずーっと考えていた。 彼女たちのことばかり考えていた。  4年前の冬、二人の女の子に告白をした。    「踊りを教えさせてください」 うまくつたえようとすると緊張するから もうとにかく、できるだけ素直につたえた。 告白は、無事成功した。と思う。 一人は、踊りを辞めようと思っていた女の子 もう一人は、マイペースな普通の女の子。 なんでこの二人だったのか理由はわからない。たぶんなにか伝えたかったんだと思うんだけ

          大学生に告白したら、ダンスチームができた話

          終電に駆け込んだぼくは、今日も簡単に酔っ払う。

          「先生はなんで踊っているの?」 きらっきらの輝いた目で話しかけてきたのは一人の子供の生徒。子供のかわいい顔から繰り出される、まっすぐで鋭い質問にドキッとした。 心の内側がそのまま口からでたような一言。 うん。素直でよろしい。 なんで踊っているの? * 年末の埼京線にかけこんだ。 いつものやるき茶屋で友達とどうでもいい話をして、お酒がよわい僕は今日も簡単に酔っ払った。お酒はすきだけど、よわい。40歳手前の今も変わらずによわい。たぶん一生よわい。 いまでもお酒を飲むの

          終電に駆け込んだぼくは、今日も簡単に酔っ払う。

          「ナーーー!」 ゆっきゃんの口癖だ。 「ゆっきゃん」という先輩がいた。 中学校の頃のサッカー部のキャプテンだった。 強くて明るくて下級生にも優しい「ゆっきゃん」は僕たちのスターだった。 みんな「ゆっきゃん」の口癖のマネをした。 みんな「ゆっきゃん」になりたかった。 僕たちは「ゆっきゃん」に憧れていた。 「ゆっきゃん」 なんてかわいい名前なんだろう。 完全に犬の名前だ。宇宙的な可愛さだ。 「きゃん」ってどうやったら付けて呼んでもらえるんだろう。人生で一度も「きゃん」付け

          豚肉とピーマンとわたし

          最高のダンサーになりたい。 高い身体能力。豊かな感情表現。そして圧倒的な存在感。いろいろあるけれど、記録よりも記憶に残りたい。そしてそんな素晴らしいダンサーにはそれぞれの最高があると思う。もちろんそのレベルのダンサーになると食生活にもこだわりがある。食べたものが身体になり、その身体は踊るのだ。そうだ。最高のダンサーにはこだわりがあるのだ。 最高になるために、食生活にこだわりたい。 でもどうせ食べるんならうまいものが食べたい。もういらないってくらい食べたい。僕はご飯が大好

          豚肉とピーマンとわたし

          しあわせの輪郭

          からだにはドラマがある すべての人のからだには その人を包み込むような物語があると思う その人が好きなもの、嫌いなもの 大好きことや、忘れられないこと 大切な想い出や 大切になんてしたくもない想い出も ぜんぶ身体に詰まっている その人の人生の時間がすこしみえたとき 僕は目が離せなくなる * 友人のフォトグラファーのEBISUKE。 知り合って15年くらいだと思う。 僕が出演していた舞台にEBISUKEがカメラマンとして来ていて知り合って、すぐに仲良くなっ

          しあわせの輪郭

          元カノとロン毛

          「したっけね。」 一度の電話で、テレホンカードを使い切ってしまった。 ぼくは電話ボックスにいた。 高2から付き合っている僕たちは、毎日日記を書き、月に一度東京か北海道で会う。そこで日記を交換して、またすぐに日記を付け始める。上京初日の不安がそうさせたのか、とんでもなく話したかっただけなのかわからないけど、とにかく、声が聞きたかった。何を話していたのかもう覚えてないけど、なんかすごく安心したのは覚えている。 「したっけね。」(北海道で

          元カノとロン毛

          腹痛と雨宿り

          雨の日が好きだ 部屋の中から見る雨もいいけれど できれば外で雨宿りがしたい 屋根にぶつかる雨粒の音 コンクリートから跳ね返る水と ちょっと苦しいくらい湿った空気 そしてなんと言っても あの時間の止まってしまった感じも最高だ いつも考えすぎてしまう自分を 雨音や空気や匂いが やさしく身体を包み込んでくれる ほんのすこしの罪悪感と ここにいて良いとゆう安心感 いつかの記憶も いくつかの忘れてしまいたい想い出も お天道様はそっと寄り添ってくれるのだ ここはオペラのリハーサ

          腹痛と雨宿り

          拝啓 21年前の一言クライシス OMOIDE IN MY HEAD かしこ

          「なんもかんじねーだろ?」「なんもかんじないス」歴史的不完全燃焼。 高校最後の部活の試合、試合直後にコーチから言われた言葉だ。今も心のド真ん中に、そっと置かれているコーチの一言。21年前のこの言葉が胸に痞えている。 僕の通っていた高校は、北海道のほどよい田舎のいわゆる普通の高校だ。まわりは畑に囲まれ、学校の裏に無人駅があり、汽車(電車ではなく汽車だ)が1時間に1本だけくる。万が一乗り遅れようものなら1時間待つことになるので、汽車が来るギリギリになると高校生達が群れを成し駅へ

          拝啓 21年前の一言クライシス OMOIDE IN MY HEAD かしこ

          #つよさ と #よわさ #過去 と #未来 そこに宿るのは #毒 と #色気 #Serendipity

          気づけば2月も後半戦 銀河系の不安の海を生き抜く戦士の皆さま いかがお過ごしでしょうか 今朝バリカンで丸刈りにする夢を見ました 磯野カツオです 踊っていていつも向き合うのは 自分が感じる #快感レベル いつだってココだけは死守 死ぬ気で守ると書いて 「死守」 油断するとすぐに下がってしまうから * 日々起こるデキゴト 揺れる感情 成長したい衝動 安心したい欲望 見つけた!と思った次の瞬間 一瞬で見失う #アイデンティティ すぐに

          #つよさ と #よわさ #過去 と #未来 そこに宿るのは #毒 と #色気 #Serendipity

          元カノとロン毛

          「したっけね。」 一度の電話で、テレホンカードを使い切ってしまった。 ぼくは電話ボックスにいた。 高2から付き合っている僕たちは、毎日日記を書き、月に一度東京か北海道で会う。そこで日記を交換して、またすぐに日記を付け始める。上京初日の不安がそうさせたのか、とんでもなく話したかっただけなのかわからないけど、とにかく、声が聞きたかった。何を話していたのかもう覚えてないけど、なんかすごく安心したのは覚えている。 「したっけね。」(北海道では、ばいばい。みたいな感じ)

          元カノとロン毛