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ずっと読みたかった、こちらの本を読んで
ひとごとじゃなく自分の経験と重ね合わせて、ココロが痛かった。
『男女平等ランキング2020』という「ジェンダー間の経済的参加度および機会」「教育達成度」「健康と生存」「政治的エンパワーメント」の4種類の指標を基に格差を算定したもの。
日本は121位!(G7の中で圧倒的な最下位)
韓国は108位である。
インターネットの普及により、声を上げる女性が増えているが、まだまだ格差を感じることは多く男女共に苦しんでいると思う。#metooが注目されたり、夫婦別姓、シングルマザーへの養育費不払い、
痴漢防止のアプリ開発、電車内に防犯カメラ設置などなど
世の中には性差による問題ばかりのようにも見えてくる。

女性として生まれてきたから
妊娠、出産という素晴らしい経験もできた。
しかし、女性だから危険な目にも遭い、チャンスを奪われ、
女性だから暴言を吐かれたこともある。
長男をベビーカーに乗せて、駅のホームで電車を待っている時
肩で息をしている不穏な空気感のおじさんにベビーカーの車輪を蹴飛ばされた。
!?警戒していたけど、避けられないし
ビックリしながらも15mくらい先の自販機前にいた夫に『いま、あの人がー!』と呼びかけたら
そのおじさんがヤバイ!って表情をして逃げていった。
この事件の後は、なるべくベビーカーは夫が操作し抱っこ紐も任せることにした。
悔しくて泣くしかできなかった事や、悔しさが怒りに変わり何で言い返せなかったのかと自分を責めたこともある。
でも結局、腕力では敵わないという恐怖心、刷り込まれた女性像に反する自分への嫌悪感から、傷つくのだ。
この本を是非男性に読んでほしい。
耳が痛い、もしくは理解できない、信じたくないと読むのが苦しくなるかもしれない。
でも、自分の母親、妻、恋人、娘、友人、同僚。大切な女性たちは今も、その当事者として苦しんでいる。
だから知ってほしい。
男性の言い分もあるでしょう、しかし世界的な視点で見てみたら
日本がどれだけ奇妙な国か、わかるでしょう。
『痴漢されるのは被害者の服装のせい』
だったらブランド品を持って歩いてたら、スリに狙われてもしょうがないの?
子どもは小さくて力が弱いから、暴力を振るわれてもしょうがないの?
女性は母性があるから、寝ずに子どものために尽くせる?
『女性はいざとなったら、体を売ってお金稼げるからいいよね。』
これを言われた時にはショック過ぎて、何も言えなかった。
『女性は、旦那さんの仕事によって引っ越しもあるから手に職をつけておいた方がいいよ』
たしかに手に職は素晴らしいけど、なんでそれ男性には言わないの?
学校からの手紙で『お母様の連絡先をお知らせ下さい』って書いてあり、違和感。
なぜ父親や、その他保護者がいることを想定しないのかな。
1人で夜道を歩いているだけで、恐怖を感じ
下品なナンパを丁重に断るのも疲れるし、無視すれば暴言を吐かれた。 
思い出したら、キリがない。
私たちは親として子ども達に伝えたい
『NOと言えること』
『NOと言われたら、やめること』
性差を理由に、人を傷つけないこと。。。
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