結果と原因、単純なメカニズム

『なぜ先生は太らないんですか？』
と、生徒さんに聞いて頂くことがよくある。
『何もしていませんよー』と謙遜するのはウソをつくことになるので、
①食生活に気をつかっている（時間、内容、量）
②毎日の運動習慣がある（ヨガ）
③よく寝て、ストレス発散する（趣味の読書、歌い踊る）

太るには、それなりの理由がある。
3点を意識した生活ができれば、太らない。
こんな厳しいことは生徒さんに、直接言わないけれど
肥満は、一種の病気だと理解しよう。

動物性の肉を食べている人は
食べていない人に比べて太りやすい。
単純に脂質が多い、消化に時間がかかるということに加えて
農家は利益率のため、食肉となる動物に抗生物質を与え成長促進（太らす）させる。
その抗生物質が私たちの腸内の組成比を変えて、ホルモンまで働きかけ人間を太らせる。

肥満は個人の責任ではなく、誘発されている現代病だ。
そのことに気づいたら、肉を口にする量は減るでしょう。
ちなみに、私はペスカタリアン（魚介類を食べるベジタリアン）

カロリーだけを気にして計算するよりも、
同じカロリーの食べ物を口にしても
カラダにどのような栄養素があり吸収されて、エネルギーへと変わるか、そして良い形の便となり排出できているかを意識しよう。

食事をするタイミングも大切！
まずは、お腹がグーっとなるくらい
お腹が空いてから食べること。
なんとなく12時だからランチしよう！
15時だから、おやつ食べよう！
と時間に縛られずに、自分のお腹とココロと対話してみて？

仕事のストレスで、甘いものを口にしたいだけ。
暑いから、冷たいアイスを食べたいだけ。
お風呂上がり喉が乾いているからビールを飲みたいだけ。
全部ガマンすることは逆にストレスを抱える。と反論が聞こえてくる、、、

しかしストレス発散を味覚に頼るのをやめよう。味覚から味わう幸せな感覚は、ほんの一瞬だから。
そのあとに『食べ過ぎたー』と後悔していたら
それはストレス発散になっているのかな？

なにか食べたい！という曖昧な感覚の時は、とりあえず温かいハーブティーを飲んでみて。
香りと優しい味わいに癒されて
お腹も満たされる。

ひとつひとつ『あなたの選択』が人生となる。

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