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ヨガには8段階のステップがある事を、ご存知でしょうか。
子どもの教育で大切な、道徳的なことから始まり
大人であっても難しいココロのコントロール方法を教えてくれるのがヨガ。
みなさんが知っているポーズだけにフォーカスした体を動かすエクササイズ的なヨガは実は3段階目。
1.2を知らずに、ポーズだけ上手にできても
その先の瞑想や解放を味わうことはできないの。

今回は前半の第4段階までを説明します。

(参考文献)私のバイブル

▷▷
あなたが正しく、意識的に進んだなら
あなたが注意深く、自分の全エネルギーを集めて一方向に進んだなら、あなたが群集ではなく
ひとりの個になったなら...それが第1段階のヤーマ(自制)
1個の存在でなければ、迷いが生じる。
どこにいても落ちつかず、右へ行ったり左へ行ったり。
自制に反対することで自由であり自立的であることのように思えるが、人生に方向を与えて中心に定まることで、その中心がまた方向を与えてくれるのだ。 

どういうこと?と思った方、例えば子供にルールや枠を与えないと
どうなりますか?社会で生きていくための基本的な秩序を知らなければ、誰かを傷つけてしまうかもしれない、信号の存在を知らなければ車に轢かれてしまう。
してはいけないこと、それをすると周囲との調和が乱れること、それを知ること。
第1段階で学び、実践する。

第2段階は二ヤーマ(戒律)
規律ある生活、規則正しさ。
これがなければ、あなたは本能の奴隷となる。
気まぐれな思考に操られていることは自由ではない。
あなたの中に見えない主人がいて、いつの日か主人になることができる。

人間の欲求の1つに『怠けたい、休みたい』
というものがあり、その欲求に素直に従っていたらどうなるでしょうか。
『食べたい、飲みたい』食欲に振り回されていたら、健康に長生きできるでしょうか。
宇宙の法則に従い、すべきことを見つけて、己を律することができる第2段階。

第3段階はアーサナ(坐法)
静かに座ってみよう、体はあなたに逆らおうと
痛みや痺れという違和感を感じさせる。
体は甘やかされているので、あなたの言うことを聞こうとしない。

アーサナとは、くつろいだ姿勢で安らいでいる状態。深い休息という意味があるので体を動かす必要がまったくない。

瞑想するための準備、何もしない時間という贅沢を味わうことができるには
修練が必要。必ず邪念で頭がいっぱいで、カラダをソワソワ動かしたくなってしまうもの。
ジーっと座っていられるために、ヨガのポーズがある。
蓮華座、胡座など安定した姿勢を保つことができる柔軟性と筋肉量を養う第3段階。

第4段階はプラーナヤーマ(呼吸)
静かに座って夜空を見上げているとき、呼吸がどうなっているか。
腹が立った時の呼吸のリズムはどうだろう。
だれもが異なったリズムで呼吸をしているから、自分のリズムを見つけましょう。
それを見つけたら、実践し生活の一部にする。
それは少しずつ無意識なものになっていく。
あなたの呼吸が整っていれば、気分の浮き沈みがない。プラーナヤーマは内なる旅、自分は宇宙とひとつだと感じる。

呼吸をするためには、呼吸筋と言われる筋力が必要である。横隔膜を上下に動かして、腹圧を高めて吐ききったり、吸い込む時には肋骨と肋骨の間にある肋間筋を使い肺を大きく広げるのだ。
意識的に深い呼吸をしていると、ココロが落ち着く。
逆にココロが静かだと、呼吸は安定して深まる。

以上が簡単な4段階のまとめ。
スタジオのヨガレッスンでは、ここまで深くヨガとは?をお伝えする事が難しい。
60分〜75分のレッスンで、ただ体を動かしたい方、鍛えたい方、癒されたい方
それぞれの要望、期待を持たれている。

少しずつ、噛み砕いてこのブログで書いているので
ご興味ある方は、後半の8段階目までのまとめを楽しみにしていて下さいね🎵

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