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長男、次男それぞれに個性がある。
当たり前の話だけど、同じ父親と母親に育てられて、似ている遺伝子を持ち合わせても
全然違う性格で、それぞれ愛しい。

子育てで、意識をしていることとして
「お兄ちゃんだから。。。」
「男の子なんだから。。。」という言葉を使わないこと。
保育園や学校での影響や、テレビアニメなどの影響なのか
次男が「ピンクは女の子の色だから。」という発言をした。
ママは女の子だけど、青も緑も大好きだし
何色を選んでも良い自由があることを丁寧に伝えた。
兄弟ケンカ中に長男が「弟なんだから、お兄ちゃんの言うことを聞けよ!」と叫んでいたので
ちょっと待って!と仲裁に入り
年上だからエライとか、従わなきゃいけないというのは間違っているよと伝えた。

子育てをしていると、子どもに言い聞かせながら自分自身にもその言葉が響いて耳が痛い思いもするし
私も気をつけなくちゃ、という気持ちにさせてもらえる。
電車で隣に座った、老夫婦に話しかけられ
「男の子だから、よく食べるでしょ!お母さん大変ね。」と言われて
なんか違和感があり
「男の子だから、僕たち勉強頑張らなくっちゃねー!」と言われて
そこでも苦笑いしてしまった。
もちろん、子連れで気を遣う電車の中で話しかけてもらえる事はありがたいし嬉しい。

「男の子だから」→「わんぱくだから」「小学生だから」だったら、違和感ないかもしれない。
でもなぜ、このちょっとした会話に反応してしまう私がいるのだろう。
それは普段インストラクターとして生徒さんに伝えているときに
「女性は〇〇です。」「女性ホルモンとは〇〇といわれてます」と表現しているからかもしれない。
男性と女性は、ホルモンバランスの違いや
骨格、筋肉のつき方の違いがもちろんあるから
そのようにお伝えしているのだけど
女性だから、と一括りにしてしまっていることに少し抵抗感があるようだ。
女性であっても、年齢によってホルモンバランスは変化して
生活習慣によって筋肉のつき方も違うのだ。

人は1人1人個性があることを、子ども達に伝えたい。
生徒さんにも、となりの人とスピードを合わせたりアーサナの形を合わせなくて良いことを伝えたい。

それぞれが心地よく、それぞれが尊重し合える
それぞれに良い影響を与え合えることが理想だ。

#アイデンティティ #個性 #子育て
#ジェンダー #コラム #ヨガ #yoga

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