見出し画像

夜ふかしアート展とは何だ

初めまして。
「原宿夜ふかしアート展」の館長?を務めますロクヨンのシマサキと申します。この度はご閲覧頂きまして誠にありがとうございます。
ここではロクヨンが原宿でひっそり運営する「原宿夜ふかしアート展」のビジョン、取り組み内容、運営秘話のようなものをお話しできればと思います。

では前置きはこのあたりにして、早速タイトルの問いの答えについて。

ズバリ「夜ふかしアート展」とは、「アーティストやクリエイターの持つ世界観を宿泊空間に表現するアート企画」です。特定のアーティストの世界観や作品を夜ふかししながら楽しむことがコンセプトの企画です。
「泊まれる個展」「アーティスト×民泊」等と表現すればもう少しわかりやすいかもしれません。

出展アーティストは原宿のとあるマンションの一室を期間限定でプロデュースします。出展アーティストのジャンルは様々。イラストレーター、フォトグラファー、動画クリエイター、書道家、造形画家等々、多種多様なアーティストでの展開を考えています。
ちなみに現在は水墨画アーティストのCHiNPANさんとのコラボを実施中です。
CHiNPANインスタグラム▶ https://www.instagram.com/13chinpan/

部屋内装はシンプルな白壁とモルタル床がベースで、美術館や個展会場のように奥に続いていく回廊のような空間を意識しました。その他、できる限り生活感を無くすために各所に工夫を凝らしました。


結果的に元々の部屋の内装を大きく変えることになり、マンション外観からは想像できない魔改造を実行しました。笑
設計者の方、施工の方いろいろとワガママを叶えてくれてありがとう。

そんなこんなで完成した夜ふかしアート展ですが、そもそもどんな考えのもとで生まれたか。

様々な考えから生まれた企画ではあるのですが、そもそものスタートは「コロナ禍で活躍の場が制限されるアーティストの新たな表現の場

ご存じの通り、長引くコロナウイルス感染症の影響で国内外のイベント活動は中止が続いています。アート業界へもその影響は大きく、人々が集まる場所で従来の集客ができにくくなっています。となればオンライン(SNS等)での発信がメインになりますが、エモーショナルに訴えかけるアートはオンラインでの代替にも限界があり、多くのアーティスト/クリエイターはとても難しい立場に立たせれているものだと思います。

従来の個展会場のようなリアルな場でのアート鑑賞ができなくなっている今、民泊事業をやっているロクヨンの使命はなにか。そこに「アート×民泊」でプライベートなアート鑑賞空間を提供するというに可能性を見出しました。

宿泊空間は美術館や個展会場のように不特定多数の人を一度にたくさん集客することはできませんが、その分時間を気にせず、プライベートで、落ち着いた鑑賞ができる場所です。アート鑑賞におけるプライベートの価値は大きく、人の目を気にすることなく、自分のお気に入りの音楽を聴きながら、香りに包まれながら、スイーツ等を食べながら鑑賞することができます。

そして何より自分の好きなアーティストがデザインした空間での鑑賞体験は今までの行き慣れた個展会場等とは少し異なるより特別なものになるかと思います。その他にも夜ふかしアート展ではプライベート空間だからこそ楽しみ方を多数デザインしています。(すべてを語ると少し長くなりますので続きはまた今度にします)

ここまでの案内を総括すれば、「夜ふかしアート展」は従来のオフライン型鑑賞(個展等)やオンライン鑑賞(SNS等)とは違う新たな鑑賞方法を提案する企画です。

今後もこのnoteを通して、夜ふかしアート展の提供価値、楽しみ方、出展アーティストの考え等を発信できればと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

【夜ふかしアート展概要】
予約はこちら(Airbnb)▶https://airbnb.com/h/yohukashiart
インスタグラム▶https://www.instagram.com/yofukashi_art/ twitter▶https://twitter.com/yofukashiart








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?