「七十二候 寒蝉鳴」嗅覚の記憶に驚いた日
山の日、8月11日朝、残暑にうんざりしつつ木陰をもとめて、青龍山ふもとの胡宮神社に参拝して散歩しました。
紅葉の名所、木々の下を歩くのはとても気持ちいいです。
前々から気になっていたのですが、背丈より少し大きいけれど、まだまだ細いナギの木?ぽいのが植わっていて、こんなに雪が多い所でも生育するんだなあ、と気になっていました。
香川県出身で、ナギの木があたり前のように身近にありました。神社の境内にナギの大木が植わっていました。子どもの頃に、ナギの実をたくさん拾って葉っぱをちぎっておままごとをしていました。その実を埋めておくと、どんぐりのように芽が出ていた記憶があります。
ナギの木にとまるセミの抜け殻を発見!
気になり、葉っぱに触って少しこすると、あの独特の薫り。間違いなく子どもの頃に嗅いだナギの匂いです。ヒバのような爽やかな香りが懐かしくて。
ナギの木は、滋賀県に来てから日吉大社で見て以来見てませんでしたが、多賀町にもあるの???
薫りは間違いなくナギのはず?でも、ナギは多賀町でも生育するの?似ているけれど葉が細くて黄色いしナギじゃない?とモヤモヤして
思わず、いつもの…突然の質問に丁寧に答えてくださる植物の先生に画像を送り聞きました。
いつも、すぐにお返事くださるんです。
【ナギは滋賀県には自生しない暖地性植物なので馴染みはありませんが、縁起の良い樹として神社に多く植栽されています。
私も先日、現地説明会の時に気づきましたが、葉も小さいですし、黄変が気になりました、除草剤の影響かな?
温かい和歌山県以南の九州沖縄に分布しており、奈良の春日山のナギ林は国の天然記念物ですね。】
いつも唐突な質問に丁寧にお答え頂きまして、ありがとうございます!!
ナギを見て嬉しくなり、鼻の記憶力に驚いた日でした(笑)。
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