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スゲを刈りに

6月14日雨のち曇りの梅雨真っ只中。
6月24日のチマキ作りワークショップに向けて、「スゲ」を刈りに行きました。
クマザサで包んだ団子を縛る紐の部分です。

これがスゲって…教えていただかないと分からないです

教えてくださる方の集落では「スゲ」ではなく、「ツゲ」とおっしゃっています。「茎の切り口が三角になってるんが、ツゲやで。」って言葉をメンバーが覚えていて(素晴らしい!)。鎌で刈り取りました。

湿地に生育していますので、長靴必須


タネが出来ていて。その密度が集合体恐怖症じゃないんですけど、どうも、虫のようにもみえて気色悪い。

鳥肌が立つビジュアル

カヤツリグサ科のスゲ、本当にスゲかなぁ?と気になり調べてみると、日本にはスゲの種類が200種以上あるとか!! 
植物に詳しい方に聞いてみましたところ、カヤツリグサ科の同定は非常に難しい!とのことです。
小さな種の皮を剥いて果実の形で判断するそうです。
この地域に生えているものは、「カサスゲ」で間違いないでしょう!とのこと。ですが、よく似た「近畿カサスゲ」もあるとのことです。
「カサスゲ」と聞き、あの近江商人が被っている菅笠のつくり方が知りたくなりました。作れる人いないかなあ。

スゲを刈ってから持ち帰り、枯れた草を取り除き、束ねて1週間ほど陰干ししてから茹でます。

枯れた草を取り除いています
こんないい加減な束ね方…。
きちんと結んどかんと、乾燥したらパラパラ落ちてくるで!とお叱りを受けそう(笑)
陰干しで綺麗に乾かしてくださいね・・・とのこと。

干してから一週間後に茹でます。うまくできますように。

おまけ
事務所に帰って、虫大嫌いの上司の書類の下に、スゲのタネを芋虫っぽく忍ばせて悪戯した人が…。さほど驚かなくて残念(笑)。

帰宅後はマダニが身体に付いていないかチェック・・・。フィールドあるあるです。

チマキのつくり方はこちらから ↓

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