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僕の居たい場所は、ここじゃない

皆さんは自分の居場所について考えた事はありますか?僕は今でも自分の居場所について考え続けています。

自分の信じれる人は誰なのか?自分らしくいれるのはどこなのか?相変わらず自問自答を繰り返す毎日です。

僕は自分の居場所について少しだけ話したことがあります。最初に話したときは「居場所は自分でつくるもの」と僕は言っていますし、最近では学祭と演劇を通して自分の居場所を見つけています。

noteを始めて1ヶ月経過しましたが僕の最初の記事は旅するデザイナーの話で、ここでも居場所の話をしています。

僕は旅するデザイナーをしているという話はこちらで読めます。僕が活躍するフィールドは関わる人が良ければどこでもいいと考えています。

それは今でも変わらなくて、自分を必要としてくれる人の声には出来るだけ答えたいとも考えています。今回もまた居場所の話をします。

しかも自分が考える居場所のあり方について話します。僕はこの話で皆さんは自分の居場所に満足していますか?満足していませんか?という問いを投げかけます。

満足しているなら良いと思いますし、してないならどこかに問題を感じているはずです。合わないとわかっているのに逃げれないことってあると思います。それは僕も何度も経験したことがあります。

その違和感に気づいているのならそこはあなたの居場所ではないかもしれない、ということを今回は伝えたいです。本文に入る前にこれは僕の経験談から得た話になります。

よくある自己啓発本に書いているような事のコピペではないという事を言っておきます。では居場所は選べるという話をしていきます。

人間関係は選べる、でもみんなそれに気づかない

ではまずは自分の体験の話をしていこうと思います。今回は少し黒い話になるのですが、実は自分にはどうしても合わない人が何人かいます。これはその人が嫌いだからという訳ではなくただ苦手だったのです。

これに関しては僕は自分が悪いとか相手が悪いとかではないと考えています。具体的にどう合わないかというと僕のある事ない事を言うような子でした。僕はその人と付き合うのが正直辛かったです。

一緒にいるだけで自分の評価がどんどん悪くなるから....。ついにある時期から本当に「ごめん、無理...」となって縁を切ることを意識しました。

この時は無意識でやっていたのですが人間関係に固執しない考えを今思えば当時の自分はやっていたなと感じました。ちなみに縁を切れたのかというとまだ切れてはいませんが僕は距離を置くようになりました。

あの頃は若かったなと思いますが、人間生きてれば誰しもなにかしら合わない人と過ごす事があります。

その時にそれを自分がどれだけ受け入れることができるかを考えてみると関わり方がわかるかもしれません。

逆に自分と合わない人といると人間関係で消耗する可能性があります。

僕を受け入れてくれる人がいる場所を考える

僕は受け売りですがこの時は相手の良いところを見つけます。そしてその数から自分が合わないと思う部分の数を引いてみると自分がその人をどう感じているの指標にしやすいです。

そしてどうしても合わない=自分も相手も不幸になると思ったら僕はその人と距離を置くこともひとつの手だと思います。

日本では我慢が美徳と考えられがちですが、我慢し続けると自分にも相手にも悪いし放っておくと取り返しのつかない事になります。

これは僕が感じたことなのですが、日本人は合わないのに合わせようとする傾向にある気がします。どういう事かというと無理して相手に合わせがちという事です。

そして僕も含めて一度出来た関係を手放すことに慣れていないと感じました。僕は人間関係は選べることを自覚する前は人が離れていくことに耐えられなかったし人の評価に一喜一憂していました。

しかし自立してからは承認欲求も度外視で、自分の個性も含めて受け入れてくれる人を探すことにしました。そして自分がやっていることに共感したり、面白いといてくれる人でいつしか僕の周りは溢れるようになり始めました。

自分は理解されないと思い込んで孤独な時間が長かったですが自分の信じることをし続ければ、自分の周りには個性を含めて認めてくれる人ばかりになりました。

それが僕にとって本当に嬉しかったですし、その事から人間関係は選べるし、自分を認めてくれる人も必ずいると気づきました。その事を振り返りながら僕の居場所の話をしていきます。

自分の居場所の作り方

以前に僕は居場所は自分でつくるものという話をしました。

その記事では人間関係の考え方を改める話のあとに言ったように思いますが、それをもう少し掘り下げるとするならいくつかのやり方があります。

もちろん自分にとってのやり方を紹介するので人によっては違うやり方もあると思います。なので参考程度に聞いてください。

・自分の理想について考える
・その理想と今の自分を見比べる(ギャップを知るため)
・自分の考えを発信して、それに共感してくれる人を見つける
・人に会いにいって世界の広さを知る

自分はこれを大事にしています。特に人に会いにいく事はとても大事で世界が狭いとそこに閉じこもってしまいがちになります。

そうすると視野も狭くなり自分と合わない人の事しか考えられなくなります。また自分の理想について考えるのは前提でこれをしていないと自分にとって相手があっているか把握しづらくなります。

自分の考えを発信することは見てくれた人に「自分はこういう人です」伝えることが出来るので考えに共感してくれる人、自分を許容してくれる人に出会いやすくなりますし、合わない人を遠ざけることにも繋がります。

つまり理想とのギャップを埋めることが出来ます。僕のやり方はこのような感じになります。

僕の本当に居たい居場所はここじゃない

今までこんな事言っていますが自分も最初はどういう場所が自分にあっているかわからなかった時間が長かったです。それはもう旅をするように自分の居場所を探し続けました。

そして上に書いたように自分を個性も含めて許容してくれる人たちと出会いました。今思うと9月のインターンを通して自分の個性が生きる環境で自分らしく制作することを体験して自分は普段の大学ではほんの少ししか力を発揮出来ていないことに気づきました。

インターンではそれに気づくのが遅くて個性を出しきれなかったのですが、東京で培ったことが今までの自分に自信を持たせてくれてそれが良い結果に導くきっかけになった事が多かったです。

そのインターン先では自分が自分らしくいることが出来て自分らしさが活きたので、おそらく自分の居場所になりえる環境だったと考えています。

それを受けて逆に今の自分がいる環境と乖離しすぎている事が気になり始めました。

自分は過去の経験から人を信じることが怖いと感じることがしばしばあります。僕の得意なことの1つに相手の本質的なことを引き出す事があります。ヒアリングを通してどういうものを求めているかを理想も含めてみることができます。

しかしそれは相手の言葉の裏まで深読みして考えすぎてしまうという事でもあります。「ああ、この人自分に不安を持ってるな」というのならまだ可愛いのですが、相手に不信感を感じるとどうしても警戒してしまい萎縮しています。

これも相手が悪いのではなく自分の弱さからくる事なのですが僕はそれをまだ超えられないでいます。相変わらず裏が見えると話すのが怖くなります。

自分らしく人のためになる僕の居場所

このことから僕が考える居場所の条件の1つが見えてきます。それは相手が自分に嘘をつかない事、もしくは相手が自分に異常な不信感を抱かないことです。

信頼されていないと言葉選びでつまってうまく話せなくなりがちです。でも相手が信頼してくれると自分が相手を信頼するハードルがなくなり自分を出しやすくなります。

そして自分らしくいれると作業の質がとても上がり、それは普段と比べると本当に雲泥の差があります。

実際の経験を出すとこの記事で書いていることです。詳しくはこちらに書いてありますが、相手を信じられたからこその提案や仕事を任せることが出来て僕だけの力ではありませんがイベントを成功まで押し上げることができました。

また僕が考える居場所の条件はもう1つあります。それは理想に共感していて、みんなが主体的であることです。僕は多様性あるチームをつくる事を理想としています。

それを具体的に言葉にするとお互いを信頼しあえて、自分もメンバーもその人らしくいれる環境を作りたいという事を考えています。

それには主体性が必要だと考えていてみんなが役割を理解して動くこととそれぞれが自立することが最低条件だと感じています。

でないとメンバーみんなが多様性を尊重できる環境が成り立たないと思うから僕は自立を大事にしています。

そしてみんながお互いを受け入れるという事も条件です。これもお互いの多様性を認めることに大切だし、そもそも相手に対する敬意と受け入れる気持ちがないとチームとして成り立たないと考えるからです。

僕はお互いを受け入りきらないチームのリーダーをしたことがありますが、喧嘩になってしまってチームワークが成り立たなくなったことがあります。これはまだ自分がリーダー経験が浅い時の失敗ですね。

最終的にその喧嘩のおかげで作品のクオリティは上がりました(これはまた今度話します)。しかしアフターケアをしながら考えたのですがいくら成果物が良くなっても過度な諍いでチームが崩れると自分もみんなも気持ちよくありません

信頼し合っている関係を構築出来ているとこんな事はなかったと思います。そう考えるとお互いを信頼することの大切さを身にしみて感じました。

最後にこれは個人として求める条件なのですが、自分のやりたいことをこなして成長できる環境とメンバーといる事の楽しさがあれば言う事ないなと考えています。

これは多分前提として僕が大事にしていることで僕はそもそも楽しくないと続かないと感じてて、なおかつ楽しくないと作品や成果物に顕著に影響するので常に気にするポイントですね。

でもお互いを信頼し、尊重できる環境ならおそらく問題なく楽しいし自分もチャレンジしやすいと考えています。

僕は決して人と向き合うのを諦めない

ここまで話してきて人間関係について改めて考えると、別に自分は自分の個性を正当化してそれを共感することを押し付ける気は全くありません。この人は合わないと向き合う前から決めつけて突き放したりもしません。でも自分にも相手にも良いと思える関係を僕は作りたいと願い続けています。

だから僕は人と向き合うことを諦めたりは絶対にしません。ただそれと無理して付き合う事とは別でいくら向き合ってもどうしても合わないならそれを受け入れて距離を置くのも大事だと僕は考えています。

合う人と接するのが自分にとっても良いしそれを相手にも還元できる、そういう信頼関係を僕はつくりたいと願っています。

この話は自分が今の居場所に少しずつ違和感と疑問を持ち始めたことから始まって、自分の居たい場所について考え始めてきました。

でも自分の居場所となるような出会いが最近たくさんあって自分がそこに所属したいと思えるようになって、その想いが力になってメンバーに還元できたのは良い事だなと感じました。

自分の居場所はどこにあるかという答えはまだ出ないですが、自分を共感してくれる人との出会いをこれからも大切にしていきたいと考えています。



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