SakeDoko を旅先で活用してみた話。
日本酒歴は成人からになるので結構長いけれど、しっかりと向き合って”愉しみの一つ”になったのは2年ほど前からでしょうか。2022年度から埼玉等の清酒業界について研究するうちに日本酒の魅力を再発見しました。
米・麹・水を原料とし、地域に合った酒造プロセスと作り手の思いが込められた日本酒は、ご存じのように47都道府県にあります。そして3つの原料と酵母を組み合わせたレシピは無数です。今ではオンラインサイト等で日本全国のお酒を手に入れることができますが、やはり地域(フィールド)に足を運んで酒蔵の方々の人柄や蔵の雰囲気も感じながら味や香りを愉しむことが一番の贅沢かもしれません。
出張先や旅行先の予定には、酒蔵に立ち寄ることにしていますが、今回は、note を通じて知った Sakedoko (無料アプリ)を活用してみました。日本酒アプリとしては、Sakenowa も利用していますが、既存アプリと少し違うところは単なるお酒の記録ツールではないというところ。
Sakedoko は、ユーザーの日本酒体験(買った場所や飲んだ場所等)が地図になるアプリです。Websiteの紹介では、次のような方にお奨めとのこと。
・日本酒に興味を持ち始めた人
・日本酒のあるスポット巡りが好きな人
・買ったお店・飲んだお店と銘柄を覚えておきたい人
・酒屋・飲食店・酒蔵を応援したい人
詳しい説明は、下段のnote記事(Masatoshi Odagawa / SakeDokoさん)に譲るとして、今回の旅先で利用した内容をメモしておきます。
今回の旅先は長野県の諏訪。子供たちも大きくなり、お互いの予定を合わせることが難しくなっているものの、お盆前半の短期間に充実した時間を過ごしました。妻、長女、長男、二男、そして私、旅行に参加する目的もそれぞれ。諏訪大社へのお参りや美術館めぐり、名建築めぐり等が主でしたが、酒蔵もその一つ。諏訪には5つの酒蔵があるようで、全ての蔵が500m 以内に立地していました。こんなに近傍に立地している酒蔵は珍しいと思います。
5蔵のお酒、どれも魅力的だったのですが”真澄”は飲んだことがあったので他の4蔵から。事前にしっかりと調査しておけばよかったのかも知れませんが、ここで Sakedoko を活用してみることにしました。
Sakedoko ユーザーが登録したお酒とするか、もしくは未登録のお酒を選んで新たにマップに追加するかの2択になりますが、今回はあえて後者にしてみました。横笛(伊東酒造)と本金(本金酒造)は既にマップに登録されていたので、「蔵を築いて二百余年。厳選した長野県産の酒米と、霧ヶ峰の伏流水を使い、日本酒の真髄を追い求めます。」という文言に魅了されて、今回は麗人酒造さんのお酒をお土産にいただくことにしました。
ということで、非常に簡単ですが、旅先でSakedokoアプリを利用した話としてまとめてみました。初めての旅先でお酒のマップ情報を利用したり、新たなマップにしてみたりと、ユーザーが増えて共有情報が全国に少しずつ拡がっていくと善いですね。旅行先での地元のお酒を愉しまれている方には特にお奨めしたいと思いました。新たな発見や、新たに発見したことをマップに。
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