見出し画像

米作りの1年を体験する。【番外①】

今年も、田植えから、稲刈り、冬の手入れまで『米作りの1年を体験するオーガニックライスジャーニー』(主催:友部コモンズ)に参加しています。
2024年5月25日(土)の田植えを終え、1週間後の6月1日(土)に除草作業のお手伝いをしてきました。(第1回の田植えの様子はこちら↓)

田植え1週間後の様子(6月1日 朝8:30頃撮影)
我々が手植えした田んぼの様子。
とりあえず、しっかりと植えられている模様。
ところどころ曲がっているように見えますが大丈夫そうですね。
見えにくいのですが良く目を凝らして見ると、苗の間に雑草の芽がみえています。
これら以外にも目に見えない雑草の根がしっかりと育ち始めています。
これらが育ってしまうと、苗への養分が奪われ育ちにくくなることから、
このタイミングでの除草作業は大切です。

早速、除草作業へ

除草作業には、このような機械を使いました。
丸山製作所の中耕除草機(5条タイプ)
『中耕除草機は水田の中をエンジンで走行しながら前方のローターが回転、
除草作業が可能で有機栽培農家に好評です。』同社HPより。
こんな感じで、植えた苗の間に除草機の回転部分を合わせ、
土中の雑草の芽を取り除いていきます。
除草後、除草機に掘り起こされた部分の雑草の球根や根の部分が浮き上がってくるので
やはり相応の効果があることを実感できます。
一緒に苗も抜けてしまう場合もありますが、同時に捕植していきます。
要領をつかんできたので、昨年よりも除草作業に貢献できたと思います。
腰も据わって力まずに安定感ある作業ができた?(多分(笑))
除草作業後の様子。
植えた苗が倒れている個所もありますが、またしっかりと立ち直ってきます。

昨年の除草作業を経て、また少し成長したと思います。
(昨年の除草の様子はこちらから↓)

機械での田植えお手伝い

除草作業と並行して、当日は別の田んぼの田植えもされるとのことでお手伝いしました。
田植え機への苗のセット(これも結構大変な作業です)。
プレートから苗を2~3本ずつ ほぐして、田んぼ(水中)の柔らかい土にしっかりと苗を植えるところまで非常にデリケートな作業工程になります。
これらを正確かつ効率良くこなす機械の繊細な仕組みに感心します。
手植えを体験すると一層その度合いが強いです。
農業機械開発者の蓄積されたノウハウや農家の方からのフィードバック等で年々よい製品になってきたのでしょう。

終わりに

”無農薬・無化学肥料の有機の田んぼで「自分たちが食べるものをつくる」”プロセスに参加して、また昨年とは違った新たな気づきがありました。
お昼は、田んぼを泳ぐカモの姿や森にいる鳥の鳴き声を聞きながら、長閑な田んぼの風景を前にして、写真のようなお弁当を美味しくいただきました。今週もリラックスした週末の1日を過ごすことができました。
また更新情報があれば投稿します。お楽しみに…。

ごちそうさまでした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?