大豆の種まきに参加@茨城
2023.7.9(日)、友部コモンズさんが主催するもう一つのJourneyである「Regenerative Farming Journey (大豆編)」に参加しました。”土壌と生物多様性を回復させる環境再生型農業への旅路”という大変魅力的なコンセプト。前回までは田んぼでの活動でしたが、今回は畑での活動となりました。田んぼでの活動は水の中での作業ということもあり、それほど暑さを感じなかったのですが、畑は一段と熱く、太陽の日差しと土面からの熱気でまさにサウナ状態となりました(TEXAS IRONMANでもこれほどの汗はかかなったのではないか、と思うほどの汗…)。
今回も初体験となることばかりで、大豆の種まき以外に、金胡麻の苗を植える体験もさせていただきました。そもそも”胡麻(ごま)”ってどういうプロセスで食卓まで届けられるのか、まったく知らなかったので勉強になりました。振り返ってみると普段当たり前に目にしている食べ物等が、一体どのようなプロセスを経て届けられているのか知らなすぎることに気づかされます(反省)。これから、田んぼのその後と同じように今回の大豆の種まき後も草取りや観察をさせてもらいつつ、どのようになっていくのか、楽しみがまた一つ増えました。
あと、前回の田植え活動、そして今回の大豆種まきの体験を通じて気づいたことがあります。それは、単に有機農業やイベントに参加したいわけではなく、地域やコミュニティに参画している方々の「考え」や「思い」、そして「生き方」のようなリアルな状況を作業や活動を通じて、肌で実感することを求めている自分自身に気づいたことです。これは埼玉から茨城の地に時間をかけて向かい、そして同じ道を毎回帰るわけですが、その時にいろいろと考えて気がついたことです。私の住む地域の周囲にも、有機農業や地域イベントを探せばおそらくあります。でも、名前も顔も知らない人たちと活動するよりも、過去のつながりから、徐々に拡がっていく方がなんとなく良いような気がしています。何が正解なのか、自分自身が本当に何を求めているのか、完全には分かりませんが、偶然的計画性を念頭に関与していければと思います。それが「Journey」の本質なのかもしれませんね。
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