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肥満を起こす化合物


超加工食品

超加工食品とは
1、大量生産され包装されたパン
2、包装された甘い/塩味のスナック
3、大量生産された菓子やデザート
4、炭酸飲料や果糖飲料
5、チキンナゲットなど保存料を添加した肉加工食品
6、即席麺/即席スープ
7、冷凍食品/常温保存可能な加工食品
8、家庭での調理に使わない乳化剤、香料、色素などが添加されたもの

などなど。

どれも日常的に見かけるものばかりであり
安価で簡単に手に入るものばかりです。

コンビニやスーパーの棚に置かれている食品のほとんどが該当します。

「超加工食品を食べ続けることで摂取カロリーや体重が増える」

という明確ではあるものの食べ続けてしまっている現代人だからこそ
知っておくべき研究がされています。

アメリカ国立衛生研究所のケビン・ホール博士ら研究チームは
健常者の男女20人(平均年齢31.2歳、平均体格指数:BMI:27)を
2つのチームに分け、1ヶ月間、泊まり込みで試験を実施。

1つ目のチームは
超加工食品を2週間摂取した後、非加工食品を2週間摂取。
2つ目のチームはその順番を逆にしてそれぞれの期間の
前後における摂取カロリー、体重、血液中の代謝産物を比較・検討した。

超加工食品の摂取時は、非加工食品の摂取時より1日あたりで増えたもの
・摂取カロリー:平均508cal
・炭水化物:平均280kcal
・脂肪:平均230kcal
タンパク質の摂取量には大きな差が出なかった。

体重は、超加工食品の摂取後に平均して0.9Kg増加したのに対し
非加工食品の摂取後には0.9Kg減量していたことが分かっています。

ホール博士は
超加工食品の摂取を避けることが減量や肥満の予防に有効であると強調。

中年期の肥満は高齢期の認知機能の低下や変形性膝関節症などの
運動器疾患の引き金になることが知られています。

人工甘味料

「0カロリー」や「ノンカロリー」といった
いかにも健康食品のような加工食品が数多く存在しますが、
その食品の多くには、「人工甘味料」が使用されています。

人工甘味料の健康リスクは疑問視されており
さまざまな研究や報告があります。

「アステルパーム」という
人工甘味料の名前を聞いたり見たりしたことがある方もいると思います。

アステルパームは普及率世界一を誇る人工甘味料で
世界120カ国で認可され、日本でもダイエット飲料やチューインガムなど
600品目以上の食品や飲料に使用されています。

アステルパームは合成化学物質で、ショ糖の100〜200倍の甘みを持ちますが
生理学的熱量が僅かなのでカロリーゼロやノンカロリーを謳った
ジュースやお菓子などに使用されています。

そのような食品を摂取してもかえって体重が増えたり、
メタボリック症候群が悪化したりすることはこれまでも報告されています。

アメリカのマサチューセッツ総合病院外科のリチャード・ホーディン博士
の研究チームは、アステルパームの分解産物である「フェニルアラニン」が
小腸にあるアルカリホスファターゼという酵素を阻害する点に注目しました

この「アルカリホスファターゼ」という酵素は小腸にある酵素で、
メタボリックシンドロームの予防効果が報告されている酵素です。

そのため、「カロリーオフ」という名目で使用されている
人工甘味料の「アステルパーム」が逆に
メタボリックシンドロームを悪化させるメカニズムが説明できます。

ダイエットのためにカロリー制限をしようと
人工甘味料を取り入れてしまうと思わぬ落とし穴に落ちてしまうかも!!!

健康を第一に考えるとき、
食材が持つ本来の味、本来の甘みを活かしていけると
食事ももっと楽しくなるでしょう!!

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
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