見出し画像

30代後半の「パン作りはじめました」

30代後半。
私も気づけばアラフォーです(笑)

先日、長女を見ながらふと気がついたことがありました。それは、彼女がなんと毎日を楽しそうに過ごしているかということ!

「あ〜、来週の◯◯ちゃんの誕生日パーティー楽しみ!」
「ワンピースの最新話が待ち遠しい!いま面白い展開なんだ」
「明日の晩ごはん大好物なメニューだ。楽しみ〜!」
「この前買った新しい服、明日着て行くの楽しみ!」
「夏休みの旅行が楽しみ〜〜〜!」


そんな長女を見ながら、ふと思ったのです。

私って……毎日楽しみにしてること1つでもあるかな……?💧

新しい趣味が欲しい!

思えば、私は何一つ不自由のない淡々とした毎日を送っています。もちろんそれって素晴らしいことで、健康で平和で不自由のない生活に感謝すべきことなんですが。なんというか、何の変化もないなー、と思ったわけです。

子どもが小さい頃は、毎日とは言わずとも毎週のように子どもに変化や発見があって、めまぐるしく変化するような生活を送っていたように思うのです。

ところが、子どもが小学校へ上がるとそんな変化も緩やかになり。
私の生活といえば、毎日家事・仕事・育児……の繰り返し。

このまま子どもが大きくなった時のためにも、

自分が人生を楽しめるようなこと見つけなきゃ!
もしかして、何か新しいことをはじめた方がいいのかも……!

と思いました。

そして何か新しいことをはじめるんだったら、
自分の好きなことがいい。
その中から小さくてもいいので学びがあるものがいい。
安くて初期費用のかからないものがいい。


そこで、ぼんやりと頭に閃いたのが「🥖パン作り」。

実はその昔、友達が毎週パンを焼くという話を聞いたことがあり、ぼんやりと「いいな〜、楽しそうだな〜」なんて思っていたのでした。

市販のパンはカラダに悪い?!家族が食べるパンを少しでもヘルシーにできたら……

そういえば、パンは最近話題の「ultra processed food(超加工食品)」としてもよく取り上げられています。イギリスではパンに含まれるEmulsifier(乳化剤)腸内に炎症を起こす・腸内環境を乱す・発がん性・アレルギーのリスクが高まるなどの可能性がよく話題になっています。

Emulsgier(乳化剤)はカラダに良くないと有名

市販のパンが身体にあまり良くない……と知ってから、子どもたちのお弁当にサンドイッチを持たせる度に、自分たちがパンを食べる度に小さな罪悪感のようなものがあったんですよね。

もし私がパン作りをマスターしたら、

🌟私にも趣味が1つ増える
🌟家族もヘルシーなパンを食べられる
🌟時間はかかるけどコストは安い!

と時間さえ許すのであれば、いいこと尽くし!
もしかして「やっぱりお店で買った方がラクや〜」と止めちゃうかもしれないけど、パン作りやってみるか!という気持ちになり、週1ぐらいでパンを作ってみることに💪

初心者にオススメ「パン作りが楽しくなる本」

パン作りをはじめるにあたって買ったのが角川から出ている「パン作りが楽しくなる本/著:完全感覚ベイカー」。アマゾンのレビューが高かったという理由で買ってみました。

🍞基本のパン14レシピ

この「パン作りが楽しくなる本」には食パン・白パン・バゲット・フォカッチャ・ピザ生地・塩パン・シナモンロール・あん食など1度は作ってみたいパン全14レシピが掲載されています。

🥐見やすいステップアップチャート・難易度・食感

このレシピ本で気に入ったのが、本の最初にある「食感マトリックス」「ステップアップチャート」

食感マトリックスはもちもち食感・きっしりとした食感・パリッと素朴な食感・濃厚でさっくりとした食感で各パンがどのあたりに位置するのかを可視化したもの。ふんわりもっちりしたパン、さっくりふんわりしたパン、パリッともちもち……など作りたい食感のパンをひと目で探すことができます!

またパン教室のように、簡単なレシピから少しずつステップアップしていきたい、という人に嬉しいのがステップアップチャート。私の場合は簡単なものから少しずつ難易度を上げていきたいと思っているので、どのレシピから挑戦すればいいのかがすぐわかりました。

各パンの最初のページには難易度を星の数で表してくれているのも嬉しい点。私は星1つレシピからスタートしています。

🥖工程の意味を知りながら作るから学べる・失敗が少ない・楽しめる!

そして私がこのレシピ本で一番気に入った点が「工程の意味を知りながら作れる」こと。

例えばレシピには「粉は2回に分けて加える」と書かれています。そしてその理由までしっかりと書いてくれているんです!なぜこの工程が必要なのか、なぜこの温度なのか、なぜこの材料が必要なのか――。

レシピの多くはただ「こうしてください」とやり方が書いているだけで、ここまでポイントや意味を示してくれているものが少ないような気がします。なので応用やアレンジが利かないことも多いのではないでしょうか。

このレシピ本はそういった意味で、まるでパン教室に通っているかのような内容をしっかりとまとめてくれているように感じています。

とりあえず、第一作目「プチフランス」

本を買って、材料を買い出しに行って、週末さっそく長女と初めてパン作りに挑戦!作ったのは本の中でも簡単で「はじめての方におすすめ」とされていたプチフランス。ただ材料で強力粉が売り切れていたため、ホールミール強力粉で代用。一次発酵は過発酵してしまい、焼き上げたら思ったように膨らまなかったけれど、外はカリッと、中はふわふわのパンが焼き上がりました〜🙌🙌🙌 次回は過発酵にならないように注意しよう、と課題も。あと、ホールミールじゃない強力粉も見つけたら買っておかねば。

最初にしてはまあまあの出来栄え。
これから何回もパン焼いて、うまくなっていくぞ!とやる気になっております。
私の新しい趣味になってくれるといいなあ……。