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幼少期の海外経験が経営者の私を培ったワケ〜STORY・想いを紡いだ先に①〜
こんにちは、株式会社Liberty 代表の三上結香(MIKAMI, Yuka)です。
2020年。私は昨年の中頃に決めた目標に向けて、そして今まで紡いできた想いを形にするために日々奔走しています。
今までは海外留学の話を書いてきましたが、これからはもう少し過去を辿って、2020年より1つずつ形にしていく「想い」の部分を書き留めれられたらと思っています。お付き合い頂けたら幸いです。
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「世界は広い」と感じた幼少期
私は父親が当時勤めていた京都の病院で生まれ、1歳の時に父親の地元である滋賀県に引越し、大学を卒業するまで滋賀県で育ちました。底抜けに明るくて愛情に満ち溢れた母と、仕事熱心でお酒が大好きな父、そして弟と妹の5人家族。家族はとても仲がよく、テレビの前では歌って踊り、週末には毎週のように一緒に買い物に行く、そんな生活を送っていました。
人生を振り返った時に、自分の一番根っこにあるものが何かと聞かれると、真っ先に「家族からのたくさんの愛情!」と答えます。いろんな挑戦や困難に立ち向かう時に、それを心の奥底で支えてくれているのは家族です。
家族の存在が私をさらに強くして、家族の存在が私をさらに前進させてくれます。
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私が海外に興味を持ち始めたきっかけは、親戚でした。
祖母の弟が戦後、長崎からアメリカに渡り、その後アメリカで結婚し、家庭を持っていたのです。私がまだ幼稚園の時だったかと思うのですが、当時一時帰国していた「アメリカのおじちゃん」が、とても陽気で面白く、大好きになったのを今でも覚えています。一緒にピアノを弾いて、歌って楽しませてくれました。
そして、小学校4年生の時に、転機が訪れます。
当時は、小学校1年生の時から習い始めたそろばんに一生懸命でした。最初はそろばん教室に行けば帰りにお菓子がもらえるのが嬉しくて通っていたのですが、そのうち級をあげていくことや、大会に出て賞をもらうことが嬉しくて面白くなって、頑張って練習するようになりました。
そんな中、当時は段位を取得するよりも難しいと言われていた珠算1級に合格しました。その合格のご褒美に、祖母がアメリカへ私を連れて行ってくれたのです。
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「道が広い!」
祖母も私も英語が全くわからないので、旅行客の方に助けてもらいながらシアトルで乗り換えて、やっと降り立ったカリフォルニア・マデラ。サンフランシスコから約3時間、ロサンゼルスからは約6時間の田舎街です。
アメリカの第一印象が、「とにかく大きい!」でした。道が広い、家が大きい、庭にはプールがある、外に出ると牛が放牧されている、スーパーで売っている野菜の形が違う、飲み物の大きさが違う、など、とにかく見たことのない景色にビックリ。住んでいた滋賀県は田舎で、特に祖父母は「地の人」だったため周りは知り合いばかり。それと比べると違うことばかりで驚いたのを今でも鮮明に覚えています。
「世界は広い。」
当時の私は、そろばんを通して市の大会、県大会、近畿大会、と出場するようになり、その中で付き合う人やセルフイメージが大きく変わったことを体感していました。その中でのアメリカ訪問だったので、物理的な広さももちろんそうですが、それ以上に「私にはもっと戦える広い世界がある」ということをしっかり脳裏に焼き付ける最高の機会になりました。
今見えている世界は、もしかしたらとても小さい世界かもしれない。もっと大きく望んで、広い世界で自分の力を試してみたい。
振り返ると、怖いもの知らずで何も分かっていなかったな、と今は思うのですが、私はこの8歳の時の体験、当時感じた未来へのワクワク感が、結果的に私を成長させ、今の私を作っているということを体感しています。視野を広げるきっかけをくれた家族に改めて感謝ですし、貴重な機会をいただいたからには必ず形にして恩返しします。
この辺りでまた次回へ!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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