【詩】 励まし
私は私として生きていかなくてはなりません。
だから、私はひとりなのです。
これまでの庇護された巣を手放し
旅立とうとするなら
私が私を励ますしかありません。
私がこれまで巣から離れられなかったのは
力強く励ましてくれる存在を手放すのが怖かったから。
巣の中で、巣の近くで
肯定される価値観とその範囲でしか飛べなかった。
でも自分の道へと進むには、ひとり。
自分が自分を励ましてやらないといけません。
ひとりで進む覚悟を持て、ということなのです。
だからこそ、自分だけは見限らないと約束して
身が滅ぶその瞬間まで
私だけは、私を励ましてやろうと思います。
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