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青木夕海
2021年8月12日 23:23
笹原玉子さんの「偶然、この官能的な」という歌集を読んだ。 ※この記事で取りあげた短歌はすべて、上記の書籍から引用しています。柔らかな言葉遣いで、そのうえリズミカルなものが多い。口に出して読むと余韻が残る。短“歌”なのだから、本来はそうあるべきなんだよな、と思いつつ、このリズミカルさは、あまりないかもしれないな、とも思う。ゆめみどり蝶の古名がひらひらとみどりのゆめかゆめのみ
2021年3月24日 22:54
笹井宏之著『えーえんとくちから』の感想。この記事で取りあげた短歌はすべて、以下の書籍から引用しています。笹井宏之さんの短歌は呪文めいている。そのうえ、この言葉でなければならない、という必然性が常につきまとっている感じがする。選ばれた言葉に質量がある、というか。えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい「えーえんとくちから」はピントのずれた画像のようにせまり、それが「永遠