slack length 肩の介入に応用!
皆さんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。
今回は肩関節の安定性(求心性)について考えていきたいと思います。
私たちセラピストは筋肉の動きが悪く、肩関節の安定性・求心性が低下している場合、ストレッチや徒手療法にて筋肉の柔軟性を引き出したり、動きを引き出す介入をすることは得意だと思います!
例えば、1st外旋制限がある場合、烏口上腕靭帯や肩甲下筋に対してストレッチやリラクセーションを用いて可動域の拡大を図ります。逆に1st内旋制限がある場合、棘下筋のストレッチや棘下筋下脂肪体、肩甲上神経などに対してアプローチが行われます。
では、逆に筋肉の張力(筋力)が落ちてしまっている場合はどうでしょうか?
・1st外旋にて肩甲下筋の遠心性の張力が低下し、骨頭を支持できず前方変位(Obligate Translation)が生じている場合
・反復性の肩関節前方脱臼が生じている場合
・烏口下、肩峰下インピンジメントに繋がる
皆さんはどのようにアプローチされていますか?
純粋に腱板筋群のトレーニングを繰り返し行う事も悪くないと思いますが、私はもう少し工夫するようにしています。
今回はその内容を少しお伝えしていきたいと思います!
1.Slack lengthとは?
みなさんは「Slack length」という言葉を聞いたいことがありますか?
恥ずかしながら、私も1年前までは聞いたいことがありませんでした💦
Slack lengthを簡単に説明すると
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