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朗読「蜘蛛となめくじと狸」宮沢賢治

宮沢賢治。
私の朗読チャンネルは「宮沢賢治」で始まりました。
朗読チャンネル第一作目はこちら

そして今回またしても宮沢賢治の作品を朗読しました。

https://youtu.be/IkPnQoeAi_8

今まで、短い詩の朗読をメインにやって来たのですが、今回初めて30分超えの作品に挑戦してみました。

・・・死んだ。  Ω\ζ°)チーン

ブクブクブク・・・

朗読する作品に、いつも文字や絵もつけるんですが、さすが30分もある作品。書いても書いても書いても書いても果てしなかったです。

朗読の方も、登場人物が何人も出て来るのは、言わずもがな難しいし、こっぱずかしいし大変でした。おまけに変な歌っぽい箇所に、これまた自分勝手な節をつけて歌っている、とても恥ずかしい作品です。

一方、書く方の表現で、この作品、主人公が3人出てきますが、三者三様の書体を表現してみたつもりですが、全部私が書いているので、一つ目の隷書と二つ目の楷書の区別が、後から見返してみると書いた当人もあまり区別がつきません・・・(;^_^A


どこが隷書や。赤い手長の蜘蛛は赤で。

蜘蛛部分の背景は、森の楢ノ木に巣をかけてる赤い蜘蛛ですが、夜の表現にしたら字が見にくくて、途中で心が折れそうになりつつ、もう一度書き直す気力もなく、そのまま行った残念な代物・・・。

銀色のなめくじは銀と言うかグレーの文字にしては見たのですが、ぱっと見、これが白じゃなくて銀のつもりだろうと察知してくださる方なんて、そうそういないだろう、しょーもないマニアックなこだわり。

なめくじパートの背景も、「なめくじ 巣」でインターネットで調べても出てこなかったので、まあありがちな土と葉っぱ。とりあえず蜘蛛パートでやらかした教訓から、銀(灰色)の字が、それなりに引き立つようにということだけに特化して作った背景。何も考えず書ける楷書が字的には書いてて一番楽だったパート。

狸だから茶色。単純発想。何で狸の手だけ濃い~茶色にしちゃったかな~・・・。っていうか、狸部分は背景が単純な分、絵を筆で書いて水墨画っぽいイメージに・・と思いつつ、絵が描きにくくて細さを絞ったら筆っぽさゼロになったと言う代物。

狸パートの背景はお寺のお堂風にしようかと思いつつも、画力がアレだし、文字を茶色と決めていたので、木材ものは一切追加すまいと蜘蛛パートの教訓(←よっぽどこりごりしてる・・)から、背景にこだわると失敗する、と思っているのでこうなりました。
行書以降(楷書、行書、草書・・という段階をイメージしながら言ってる)は、やっぱり誤魔化しが利かない事を痛感しながらも「三者三様」という見る人は誰も気にしないだろう、つまらないこだわりの為に、字がダメだなとわかりつつ決行。
ま、いいいい。どうせ上には上が下には下が。自分は永遠の中間地点。

蜘蛛パートのお題


なめパートのお題


たぬパートのお題


時々アクセント的に、こういう型破りな文字を入れてみたり・・・。所詮は素人の浅知恵。


三者三様とかこだわった箇所よりも、前振りと最後部分、黒字に楢の葉っぱをはりつけただけの奴がラクチンだったうえに一番色もシャープで字が映えたな~というシンプルイズベストを噛みしめた作品となりました。

というわけで、こちらの記事は、書道アート部としての作品展示でした。
Youtubeは30分もあるので、絵や字はほっといて家事のお供にでも聞いていただけると幸いです。


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