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イボから気づいた「手放していい」

またマイワールドな気づきのシェアです。


私の膝にあった水イボ。
と思われるイボ?を切除しました。


何とも簡単に切除できたことからの
私の気づきです。


直径5mm大のイボが3〜4年前から
右膝の上に1個だけありました。


お風呂で湯船に浸かったとき
どうしてもそのイボが目に入っていました。

私はその一つの水イボの存在が
どうにもこうにも気に入らなかったんです。


見た目も、出っぱっている感じも
ふにゃふにゃした触感も
ちぎれそうでちぎったらダメな感じも。


見ては不快な気分になっていました。


イボと対極の写真


できた場所としては中医学でいう
「胃」の経絡線上にあります。


また水が漏れ出る吹き出物というあたりでも
「脾」の弱さがわかります。


胃と脾が弱い私を象徴しているような
この小さなイボ。

中医学でもイボとかできものは
滞りです。

自分の中の身体や心のよどみであり。

自分の弱さやしこりを
象徴しているように
思えていたんです。

否定したかったり
そんな自分が嫌だったので


何なら、自分の体で一番嫌!

と思うほど
その小さなイボに
ムカついていました。笑

皮膚科?形成外科?

美容クリニック?


固定の受診先が無いから
どこに受診したらいいか?


悩むうちに月日が経っている…

という状態でした。


ヨガマット新調でご満悦!


先週、夫と東京出張に行き、
たくさん歩いたんです。


タイツで擦れたこと、たくさん歩いて
血流が良くなったことから


イボの付け根に血液が滲み
痛みが走るようになりました。

嫌だったこの吹き出物

プラス!

痛み!

どんどん「存在感」が増す。


この、ストレスが増えたことで

自分の感覚で


「あ〜、無理〜〜〜!」

と一気に「取り除きたいモード突入!」

形成外科・美容外科?で調べて

2箇所目に電話した病院で


「午前のうちに空いていますよ」と

当日の1時間後の予約ができた!


しかし、あまりにスムーズに予約できて
イボ取れる流れになり…

逆に、大丈夫?

と、不安になる始末。

取りたい!!

望んで行動したのに
その通りに、ことが進むと
抵抗しはじめる…



どっちなんだい!!

自分の矛盾っぷりが笑えつつ
皮膚形成外科に受診。

ベテラン感漂う女性の先生。
的確でわかりやすい。


先生

「これね。小さいし悪いものじゃなさそうです。はさみでチョンと切って✂️取りましょうか!ただ、再発はします」

「え!」

「再発するの、嫌です」

先生

「…。」

「再発しないようにするには手術になります。
イボのあるところは皮膚の深部まで、
病巣があるので、そこまで根こそぎとらなきゃならないのです。

そうすると、皮膚を切って、深部まで取り除いて、また縫ってという行程が必要になるから
手術になります。

その場合には…」

と丁寧に説明をしてくれました。


その時点では

「今すぐ取りたい!」

最初の感覚のニーズより


「再発したくない!」

思考が優ってしまい

「手術します!」

と、手術の流れを選択。

採血して手術日は
クリスマス明け予定になった。


旭川のちろるという喫茶店


病院の後、目の前の喫茶店で
夫にその流れを話したところ。


「イボ、取らないまま、手術まで
10日間くらい耐えられるの?」

ときかれた。

そこで、私は

「そもそも、私は今すぐ、このイボが
嫌で嫌で耐えられなくなって、今すぐ
取りたいんだった。」

と思ったことを思い出した。



再発しますよ、というリスクを言われ。

自分の生理的な感覚で選んだ
「取りたい!」選択を変更したのだった。


命に関わるものではない。


「本当は今すぐ取り除きたい!」

私が診察をうけた根本はそこだった!!

「ズレてる!」

と思いだした。



病院に

「やはり今すぐ取りたいので
はさみでの切除にします」

と連絡して、再受診。

覆してごめんなさい、
ごめんなさい、と謝罪したが

先生は笑いながら

「大丈夫、今日切りましょう!」

と快く対応くださった。

神ー!


これです。水イボ。



消毒、麻酔、ハサミで切る、
血が出やすいので、患部を抑える。


そこまでの行程、15秒程度でおわり!!!


イボ切除はあまりに手際良く
本当に一瞬で終わった。


一瞬の出来事。


再発というリスクを聞いただけで
それが起こる…と想定し。


ストレスになる、何回も大変、、、
なら手術で1回で終わらせたい!

という大ごとを選択した私。

そもそもの、取りたい!に
忠実に本日中の切除を選んだだけで。


こんなに一瞬で、取れるものだった。



痛みもなければ
引きつる感じもない。


取ってしまえば
こんなものだった!!!


私は何を悩み
何をモヤモヤして

このイボを何年も
つけていたのか…


こんな一瞬のことで
取れてしまえば



皮膚の引きつれもなくなり

こんなに楽なことだった

これは私には結構、衝撃だった。


おいっ!自分!


自分の中にある捨ててもいい

謎のこだわり。

謎の恐れ。

謎の思い込み。

謎のセルフイメージ。


小さなことを
大きなものに
とらえて


イボのように
自分から出てきて
付着していて



自分が持ち続けているだけで…

取ろう!と


勇気を出して
決めて
取れる場所へ
一歩踏み出してみたら


それをさらりとなんなく
行える方がいて

イボも取ってしまえば

こんなに楽で
こんなに快適なもの


なのだ。。。。


また、再発するとも、限らない。


再発したら、また取ればいい。


こんな柔軟に考えたら

なんてことはないのです。




イボの存在から



自分の中には


たくさんのおそれ、不安、
たくさんの思い込みで
悪い方に物事を考えている…

感覚で感じたことを
理論で押さえつけて
選択しているのだ…

なんて未熟者なんでぃ!


そんな気づきがあり。

自分の傾向が丸裸になった。


この小さなイボ事件を
通して感じたこと。


もっと、感覚に従っていい。

もっと、楽に考えていい。

もっと、自分が行動し始めた
きっかけの思いに立ち戻るといい。

それを叶えてあげていい。



まさに、そう感じたのです。


たかがイボですが…
大きく捉えて…

自分の心のしこりを可視化して。

しこりをチョキンと
ハサミで切ってしまったような…

切ればなんともない!

そんな感覚を覚えました。


大したことのない
どこにでもあること。

自分にとっては
一枚皮が剥がれるような。



小さいイボなのに
大きい事件でした。


イボが人生の教訓になるとは。。。


どんな感性なんだ。。。



ただ、このことで

自分の思考癖
失敗パターンが丸裸になり、

過去を想起したんです。。。


小さなことを

いかに洞察し
いかに考察するか

気づきと成長の糧にしよう。


たかが、イボ。

されど、イボ。



こんなお話を読んでくださり
ありがとうございました!


蜷川実花展、最高でした

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