仕事がない「焦り」とどう向き合うか
フリーランス、個人事業主にとって、
「仕事がない」というのは最も恐るべきことだ。
手元にまだやるべき仕事と、先の入金予定があったとしても
次に着手する案件がないだけで焦る。とにかく焦る。
焦らない方がいいといいとわかっていても焦る。
仕事がないという状態に直面して実際に感じたのは、今集中すべき目の前のことに集中できにくくなるということだ。
朝起きて仕事に取りかかっても、おいしいランチを食べていても、読書をしていても、頭のどこかで「次の仕事どうしよう」と考えてしまっている。
焦るあまり脳の容量を無駄に使っている状態である。
これは本当によくない。
この状態を脱却するために、今実践していることは以下のことだ。
朝・昼・晩のルーティーンを設定し、何も考えず実行する
ネガティブになりそうなときはとにかく外に出る。運動する。
できるだけ人に会って話をする。(コンビニの店員さんでも可)
とにかく寝る。睡眠を最優先に考える。
特に重要なのは2.と3.で、フリーランスで7年も仕事をしていると
1日中ずっと家にいて誰とも喋らないなんてことは当たり前になってきてしまう。(独身だし)
外の空気を吸ったり、人となにげなくする会話がどれだけ大切か。
仕事がない今、改めて思い知る。
1人でいることが心地よく、孤独にも慣れていて、仕事中に話しかけられたり大声で喋っている人がいると集中できないタイプの私でさえそう思うのだから、
これはフリーランスの皆さんは特に意識してやったほうがいいことなのだと思う。
何もイベントや勉強会に出てたくさん名刺を配るとか、そういったハードルの高いことをしなくてもいい。カフェで本を読んでみるとか、近所を散歩してみるとかそんなことでもいいと思う。
人の気配を感じ、適度に体を動かし、陽の光を浴びるだけで、人間は少しだけ元気になれるのだ。どんな状況だったとしても。
「留まると淀んでしまう」と誰かが言っていたけれど、
本当にその通りだと思う。
停滞している時期こそ、意識して動かないと、どんどん沈み、淀んでいってしまう。
辛いけど、少しずつ動くことで何かが良い方に進んでいくと信じるしかない。
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