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ルーシーの骨の60% Vol.26 ~みたことの代理(思案)~  - Thinking about proxy for what we have seen

Yuichiro Higshiji_write

今日までにみつかっている人類の祖先に近いとさせる化石は、ルーシーと名付けられた。”ルーシーはエチオピアの浅い川底で発見され、骨格の推定40%が完全な形で残っていた” とされている。

制作中でまだみつかっていないなにかを、ルーシーのまだみつかっていない骨の60%というタイトルに見立てて発表していく、活動の中でできあがる制作のためのソースに目次をつけるプロジェクトである。

The only fossil found to date that makes it closer to the human ancestor was named Lucy." Lucy was found in a shallow riverbed in Ethiopia, where an estimated 40 percent of the skeleton remained intact."

It is a project to add a table of contents to the sources for the production that will be created in the course of the activity, and to present something that has not yet been found in the process of being produced, in the title "60% of the bones that Lucy has not yet found.

◆作品公開情報◆

ドリル東京09
日程: 前期10月23日(日) 時間: 14時-19時
会場: 隣人ART(東京都中央区日本橋小網町4-4 バトラーズ日本橋ビル3 F)
最寄り駅:茅場町駅

みたことの代理(思案) /The proxy for what we have seen

東地雄一郎は、2022年12月にKOBE819GALLERYで予定している個展向けに試作した。作品は10/23に限定で公開する。
It is a prototype for a solo exhibition scheduled for December 2022 at KOBE819GALLERY.

A=AA≠Aは、一枚の写真とそれを2000回コピーしたイメージで構成される。
1枚目とコピーできなかった2000枚目の関係は、コピーできてしまった”期待値”をあきらかにする。期待値という主観がつくる想像とその裏切りを ”みたことの代理” と呼ぶことにして、”仮想にある”あの山””として立ち上げる。

A=AA≠A consists of a single photograph and 2000 copies of the image.
The relationship between the first copy and the 2000th copy that could not be copied reveals the "expected value" that could have been copied.
We will call the imagination and its betrayal created by the subjectivity of expectations a "Proxy for what we have seen"
We will launch as "that mountain" in the virtual world

図面とは? What is Drawing?

アーティストの傍らにしているエンジニアリング作業になぞって、解釈をしてみる。まずは、図面の解釈からはじめる。
その解釈は、”作品をつくりあげるためにあらかじめ(事前に)表現した図”である。

We will try to interpret it by tracing it to the engineering work the artist is doing on the side. First, we begin with the interpretation of the drawing. The interpretation is "a drawing expressed in advance (in advance) in order to create a work of art.

機械・建築・土木などで、物を作り上げるために必要な事項(設計した建造物・機械などの形状構造寸法)をあらかじめ表現した図面
A drawing that expresses in advance the items (shape, structure, and dimensions of a designed building, machine, etc.) necessary to build a thing in machinery, architecture, civil engineering, etc.

事前につくろうとした製品 と できあがった製品 Pre-production and finished product

図面を描くときにあらかじめ想定する内容は、(事前に)つくろうとした製品の姿である。しかし実際に図面通りに製品ができあることは、”ごく希”である。製品が開発完了するころには、図面=できあがった製品であるが、その場合、できあがった製品に合わせて図面を修正するか、事前につくろうとした製品になるように図面を修正されている。こうした”演出”によって、できあがった”裏切り”は排除され、私たちには製品は同じにみえている。

When we draw a product, we assume in advance what the product will look like. However, it is "very rare" for a product to actually be made according to the drawings. By the time the development of a product is completed, the drawings are the finished product, but in such cases, the drawings are either modified to match the finished product, or the drawings are modified to make the product look like the product that was intended to be made in advance. This "staging" eliminates the "betrayal" of the finished product, and the product looks the same to us.

A=AA≠Aを解釈する手段としての提案 Suggestion as a means to interpret A=AA≠A

図面=A、事前につくろうした製品をA'、できあがった製品をBとした場合、A=AA≠Aが示すのは、AとBである。しかし、Bができあがることで真のA'の姿がみえてくるのでは?が今回の問いである。

If the drawing = A, the product made in advance is A', and the finished product is B, then A=AA≠A shows A and B. However, does not the completion of B reveal the true form of A'? This is the question we are asking this time.


作家情報

東地雄一郎/ Higashiji Yuichiro
https://main.yuichirohigashiji.com/pages/3487491/page_201707071642

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