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日々と進捗

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いわゆる日記。日記をつけないと忘れちゃうんだよね。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を見てきた

大きく前半と、後半にわけられる作品だと思う。 前半はシンジくんが立ち直り、青年になるまでの話。 前作のQからの続きの物語が展開される。 大人になったトウジや、ケンスケなども登場し、変わってしまったものや、変わらないもの、Qでは説明しきれなかった外の世界、歴史、起きた出来事などなど、主に綾波を主体にして物語が展開されるアニメっぽいお話。 後半は、ネルフ本部に突入してから展開される、シンジくんがお父さんと対話していく物語。これがもう圧巻だった。 後半が印象的というか、わた

『オカルトはノードである』

解説7年前くらいに電子書籍雑誌『山脈』に掲載した怪文である。 ふと思い出して、読み返したらなかなかおもしろかった、というか、珍しい作風なので、アップロードしてみた。 雑誌『山脈』のコンセプトは「どんな駄文を書いてもペンネームで書けば、バレないし、リスクゼロ!」という、とんでもない雑誌で、色々なペンネームで、色々な駄文を書いたけど、この作品のみ『佐藤家清』という今も使ってる名義で書いたので、わたしの中では比較的まともな文章だ。 変わった作風だけど、タイトルや、文体、デザ

十三機兵防衛圏を、ネガティブな気持ちのままクリアしたので、その感想。

最初にいっておくと、体験版で楽しめなかったのに、わざわざ製品版を買って、我慢しながらクリアしたので、ろくな感想ではないです。 例えるなら、一口食べて「まずい」と思ったものを、最後まで食べて「やっぱり、まずかった」といってるだけの感想です。 過去のシーンを操作する意味ってあるの?他のゲームでも、たまにみかけるけど、過去の記憶といった「もうすでに終わっていて、変化がありえない状況なのに、自由に動けるようにしてある」のって、どうなの?と、これは「あなたが選択したり、ボタンを押し

発熱したので、大人しくNetflixをみてた。

朝おきたら、体のダルさを感じて、体温計ではかってみたら37.3度。 これは、とうとうきたか? と、慄く。 強い揺れがくるたびに、「とうとう関東大震災がきたか?」と感じるのと似ている。 とりあえず様子をみるしかない。 ということで、一日ぐっすり寝たら、熱も、ダルさもなくなっていた。 ただの風邪だったっぽい。 しかし、そもそも症状がないことが、新型コロナウィルスのおそろしいことなので、しばらく自粛休みとなったので、Netflixをみてた。 マインドホーン(2016) 色

異世界転移SF映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』

日本ではカルト映画で有名、らしいけど、普通にいまみても、おもしろくて、よくできた映画だった。 調べてみたら、公開当時は本国ソ連では1570万人の動員を記録、とのことで、1980年代のソ連の人口は、1億3900万人 なので、ほぼ9人に1人は劇場に足を運んだ、ということなので、ここまで流行ると、カルト映画というよりは、ソ連(ロシア)人の国民的映画、だろう。 映像もいいし、脚本もいいし、重たいものを描いているけど、映像はずっと軽やか、いい映画だ! なんで今まで観てなかったんだろ

ノイズとスカトロジーのカルトSF映画『神々のたそがれ』

AmazonPrimeで、気軽にみる映画もいいんだけど、こういう時期だからこそ、ちょっと観るのが大変な映画も観ておこうと思って、カルト映画好きにおすすめしてもらった『神々のたそがれ』を観た。 小説を映画化するとき、だいたいの監督は行間を美しいとか、かわいいとか、かっこいい映像で埋めていくんだけど、アレクセイ・ゲルマン監督『神々のたそがれ』は放屁とか脱糞とか臓物とか、いわゆるスカトロジーで埋めていく。 力いっぱいうんこ普通に撮ったら、一発ネタで終わるようなコメディ映画なんだ

『ザ・フォール/落下の王国』を観て、たくさん泣いた。

映画館だと、いくらか我慢してしまうけど、家でひとりで映画をみてると、ラストシーンとかで不意に「うっ、うぇぇぇ、えっえ…」と泣いてしまうことがある。 今回、盛大に泣かされたのは、『ザ・フォール/落下の王国』だ。 吹き替え版をみて泣き、あまりにおもしろかったので、次の日、字幕版をみてやはり泣き、続けて監督のコメンタリー版をみて、また泣いてしまった。 劇場にいけないのはさみしいけど、家でなら気軽に号泣できるのはメリットではある。 こんな状況だから、泣ける映画をみるのも良いのだ

PVから読解する柴田聡子の「結婚しました」

歌詞の読解というのは、大変なわりに、正解がなく、その上、需要もない、という何一つメリットのない行為だが、せっかくの自粛連休なので、こういった苦行を試みてみるのも一興である。 今回扱う柴田聡子の『結婚しました』は、曲も歌詞もPVも素晴らしいし、なによりレコード会社であるP-VINE, Inc.がYouTubeにオフィシャルビデオを公開してくれているので、やりやすい。ありがとう、P-VINE, Inc. (とはいえ、一般的にはPVと歌詞はまったく関係のないことのほうが多く、む

「炎の音は聞こえない」 近所が火事になって思ったこと

夜中寝ていたら、外から「パリンパリンパリン、シャーン、パリーン」というガラスの割れる音が聞こえた。 誰かが、外でビール瓶でも落としたのかな…とまた寝なおそうとした。 さらに大きな音で「パリンパリンパリンパリンパリンパリン、パーン、パシャーーン」とガラスの割れる音。そのあと男性の怒声。 なんて言ってるか、わからない。 ケンカでも、してるのか? うるさいなぁと思ったけど、声がまったく止まないので、部屋をでててみると、窓がオレンジ色に輝いていた。 窓をあけてみると、向いの家

オタクとサブカルの違い

アマゾンprimeでなんとなく『ポプテピピック』をみてたら「サブカルクソ女」という単語がでてきて、「サブカル」って単語が、まだ生き残ってるんだなと、嬉しくなった。 「サブカルクソ女」によって、蔑称へと変化をとげたサブカル「サブカル」は「サブ・カルチャー」の略語で、メイン・カルチャー、つまり主流文化ではなく、簡単にいうと、一般受けしない、大衆向けではない文化を差す言葉である。 サブカルはジャンルや趣向を差すものだったが、「キモオタ」とか「クソオタク」といった感じで、「サブカ

今日できないことは明日もできない

今日できないことは明日もできない「何か問題を見つけたとき、これはもうちょっと自分が成長したらできるかもしれないな?」と思って保留しておくと、いつまでたっても成長していないので、ずーっと保留のまま、というのが、わたしにはよくある…。 そもそも成長とは困難にぶつかったときにするものであって、困難を保留にしたときに起こるものではない、というわけで、今日できないことは明日もできないのだから、やらなきゃいけないことや、やりたいことは未熟でも今日やってしまったほうがいい。 と、物事を

鞦韆は漕ぐべし、(タピオカは)底に沈むべし

1、日記を再開す 最近、暇になってきたので、日記を再開する。 日記を書きはじめて、だいたい1ヶ月くらいすると忙しくなって終了するので、今回もきっとそれくらいで終わるような気がするが、しばらくはよろしく。 2、タピオカは底に沈むもの 何も考えずにタピオカを飲んでいたら、タピオカだけが底に沈んで残ってしまい途方に暮れた。 「タピオカ 底」でTwitterで検索したら「タピオカ飲むのが、下手すぎて底にたまった」というツイートが山ほどでてきて、それだけだった。 最近、タピオカを

酒とDiscordについて

Discordをはじめて、インターネットにいる時間が増えたことで、ちょっと酒に関する問題がでてきたので、整理する。 これまでは家で酒を飲んでも一人で酔ってるだけだったけど、最近はゲームコミュニティに入ったこともあり、酔っ払いながら誰かとコミニュケーションをとることが増えてしまった。 現実だと、酔った状態で友だちとの集会にいくことなんて、そうそうないけど、 ネットだと夜中に集まることが多く、すでに酔っ払っている状態で集会に参加してしまうことがある。 とくにやばいのは、外で

「MonsterParty」に行った日

ようやく仕事が落ち着いてきたので、早引きして、喫茶店でソシャゲをしつつ、本でも読もうかなと裏路地をふらふらしてたら、変わったお店を発見したので入ってみた。 メイド喫茶の亜種だろうけど、コンセプトがピーキーすぎる。 だが、Wi-Fiもあるし、休憩するにはちょうどいいかもしれない。 ということで、入ってみると…… どーん 私は一時期、オカルト研究に勤しんでいたことがあり、色んな目撃情報を調べたり、聞いて回っていたことがあるのだが、いつも思うのは「なぜみんな幽霊や、異形のも