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志望動機と自己PRに繋がる自己分析、退職理由はポジティブに

どうも、きむぴーです。
7月も終わり、もう8月!時が流れるのって早いですね。

そういえば、去年のこの時期は正社員やってたな。毎日14時間以上働いたり、帰宅後いきなり夜中に重鎮の書簡翻訳頼まれたりしてたの懐かしい…。今となってはネタや笑い話で終わりますが、当時は全く笑えなかったです。「こんな会社辞めて転職してやる!」と毎日思ってました(笑)

さて、転職と言えば志望動機や自己PRが付き物。でも作るのが難しい。正直なところ、転職で結構ネックなところではないか?と思います。私も学生時代の就活や転職活動で、作るのにかなり苦労しました。

でも今回の転職活動を通して、「うわー、こうすれば良かったんだ!学生時代の時の自分に教えてあげたい」となったことがあります。それは自己分析。本当にオーソドックスで一般的な答えですが、案外重要。やり方さえおさえれば、志望動機や自己PRを作れるのではないかと思います。

ということで今回は、志望動機や自己PRに繋がる自己分析のやり方をお伝えします。ただし、私の経験に基づいてるので、必ず正しい方法だとは言い切れません。やり方は十人十色。自分に合った方法がベストだと思います。なので、「へぇ~、こういう方法もあるんだ」程度に思ってくだされば幸いです。


1.自分の経歴や人柄の洗い出し

まずは自分が現職・前職で行ってきた業務や業績を洗い出しましょう。とはいえ最初から文章にするのは難しいです。まずは箇条書きで構わないので、今まで仕事で収めてきた実績や経験を書き出しましょう。もし在職期間が短くて実績がない場合は、業務を行うに当たり何を心掛けたのかや頑張ったことなどを書き出すのがオススメです。

ちなみに、自分の情報を洗い出す時に意識すべきことは以下の点です。

・現職・前職での経験や業績
・仕事をするに当たり心がけていたこと
・各業務で頑張ったことや意識していたこと
・各業務で難しかったこと
・課題(困難なこと)をどのように克服したのか
・勤務先で感じたやりがい

他にもたくさんあると思いますが、上記のことを細かく洗い出すことが大切です。詳しければ詳しいほど、自分は何にやりがいを感じるのか、自分は何が得意で苦手なのか、自分は何が好きで何が嫌いなのかなどが、何となくでも見えてきます。

手間のかかる作業ではありますが、自分を見つめ直す良い機会でもあるので、ぜひやってみてください!


2.洗い出した情報の整理

自分に関する情報を洗い出し終えたら整理しましょう。整理の仕方は色々あります。今回は書き出した情報から、自分の長所や短所、得意や苦手を見分ける方法をお伝えします。

具体的には以下のように分類化するのがオススメです。

・長所・短所
・得意・苦手
・頑張ったこと・工夫したこと
・学んだこと・気づいたこと

あくまでも例です。ただし私の経験上、上記のことは提出書類や面接でよく聞かれました。志望動機や自己PRを作る下準備として分類化しておくと、「いざ作るぞ!」という時に結構楽になります。

さらに以下のこともあると、より良いかなと思います。

・戦略的に行った業務
・自社・上司・顧客に提案したこと
・実績やスキル

あくまでも個人的な意見ですが、これらの経験があると「この人は即戦力として使えるかも」「会社の利益に貢献してくれそう」と思われることがあります。実際に私も面接で、市場調査や新規提案、実績などを伝えると良い反応を頂けました。

簡単にまとめると、上は人柄、下は実力についての分類化です。もし下の実力が少なくても、第二新卒は人柄重視の傾向があるとのことなので諦めずに自己分析や情報の整理をしてみましょう。

3.整理した情報を基に文章化する

残りの作業は、整理した情報を基に志望動機や自己PRを作成するだけです。

この時大切なのが、ポジティブに書くこと。

キャリアアドバイザー友人やアドバイザーから聞いた話ですが、企業側は選考中にネガティブな面を引き出し減点していくとのこと。つまり極端に言うと、ネガティブなことを言うと不利になるということです。

とはいえ、短所や苦手なこと、ましてや退職理由なんてネガティブのパレードですよね。私はそうでした。特に退職理由が…笑。

でもポジティブに書くことはできます。例えば退職理由。

▲退職理由 本音ver
6月末から上長の仕事や複数部署の業務を兼任。7月上旬から慢性的な頭痛など体調不良を起こす。背後からは毎日社長の怒鳴り声や罵声。加えてスマホを投げつけられるなどの暴力行為。しかし、業務量は増えるばかり。7月中旬から海外未集金問題(他の人の案件)を丸投げされ知らない内に全責任を負わされる。同時に2件の入札対応と法人営業、事務、履歴精査、営業戦略の作成。8月上旬から毎日13~18時間労働。帰宅直後、寝ずにA4の紙8枚分の翻訳作業を緊急で任され体調悪化。熱がある中、在宅業務。前日に社長同行の地方への出張が決まり、当日のお昼まで金融と医療向けの資料、自治体向けの提案書を作成。帰宅後倒れ、翌日病院でドクターストップがかかり退職。

これ、私の退職理由です。たぶん企業側も「それはヤバい」「辞めて正解」と思うかもしれません。しかし、さすがにこのまま伝えると、超ネガティブな印象が残りませんか?しかも長い。聞いてる側の負担は大きいでしょう。ということで、以下のように直しました。

▲退職理由 ポジティブver
営業を担当していましたが、他の部署の業務も任せて頂きました。複数の業務を行う過程で、語学力とコミュニケーション能力が長けていると気づきました。自分の能力を活かせるかと考えた結果、新たな環境で働き成長していくのが最適だと思い、退職を決意しました。

こんな感じです。本音verに比べると超短いですが、ネガティブ要素はできるだけ回避するのがオススメ。さらに転職したい仕事を言及しているのもポイント。完璧ではないかもしれませんが上のような文章を作るためには、自己分析をしっかり行い自分がやりたい仕事や、やりがいを感じることを探し出し、それに合わせたポジティブな理由をつくるのが良いです。

退職理由に限らず、短所や苦手なこともポジティブな言葉に言い換えるのがオススメ。とにかく物は言いようなので。ぶっちゃけ、それに限ります。


4.最後に

今回は自己分析の仕方と、ほんのちょっとだけ退職理由の伝え方を紹介しました。いつもの記事に比べて、少し複雑だったり難しかったかもしれません。

それでも転職や仕事などに悩んでる方のためになれたら幸いです。

毎度しつこいほど言いますが、あくまでも私の経験と考えに基づいているので「へぇ~、そういう考え方もあるのね」程度に思ってくだされば、と思います。

自己分析は時間がかかるので、早めに始めるように~!

以上、きむぴーでした。


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