一所懸命の先に一生懸命がある
僕は集中力がない。
小学生の通信簿には「落ち着きがない所も見られますが」と前置きがあった。
ただはっきりさせたいのは、集中できないわけじゃない、ということ。
会社でたまに「○○さんてお昼食べないですよね」と言われることがある。その瞬間にお昼が過ぎてることに気付く。(そう言われるとなぜか急にお腹が減ってしまう人を「ハングリー星人」と呼ぶことにします)
それぐらい集中する時には集中する。
よくアーティストが曲が降ってくると言うが、そのイメージで僕には集中力が降ってくる。
ちなみに気持ちさえあれば降らせることもできる。(ドヤ顔してます)
それでも僕はよく集中力がないと言われる。
だから自分でも集中はできでも 集中”力” はないと思っている。
だけど信念を持ってその一瞬に集中している、という話を今日はしたい。
僕なりの、単語の使い方について。
「一所懸命」と「一生懸命」
みなさんはこの2つを使い分けていますか?そもそも意味を知っていますか?
結論から言うと、この2つの意味は同じみたい。
よく目標を聞かれた時に「一生懸命頑張ります」と言う人がいる。
僕はいつも「一所懸命頑張ります」と言うようにしている。
辞書によると同義語で、一所懸命から一生懸命が生まれたらしいから、周りが聞いたらどっちも同じ意味だ。(そもそも僕が ”一所” と言っているか、”一生” と言っているか聞き分けられている人なんていないだろう)
ただ僕はその単語の使い方に、昔から強くこだわりを持っている。その違いはこう。
つまり ”一生懸命” なんて言葉を軽々しく言えないわけで、言っている人を見ると少し構えてしまう。
もしこれを読んでいる人で普段 ”一生懸命” を多用している人がいたら勘違いしないでほしい。別にそういう人たちを否定したいわけではない。
ただほんの少しだけ「まさか」って思う。人生かけて頑張れるの?って。(2つの単語の使い分けは僕が勝手に作ったルールです)
自分が言えないからこそ、そこまで言い切れることを羨ましく思ってる部分もあると思う。
こんな風に ”一生懸命” と言うことから逃げている僕でも、”一所懸命” になることはできる。
そして辿り着いた考え。
”一所懸命” を続けていればいつか ”一生懸命” になる。
僕の人生が終わった時に
「あいつ一生懸命だったよな」
って言われたら幸せだな、と思いながら僕は ”一所懸命スタイル” をこれからも貫いていく。
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