🔵吹奏楽を続けていくことの楽しさと楽しくなくなる要因


🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
吹奏楽をやっていた方に唐突にアンケート!!!

吹奏楽の楽器離れの市場調査

さて本題です、音楽って楽しいよね。私はすごく楽しいです。
何が楽しいって音楽って1人じゃできないからです。

「私はソロで活動しているからなぁ」
「1人で楽器を吹いているのが楽しい」
「僕は1人で曲を書いて楽しんでいるだけだからなぁ」
って思ったそこのあなた!
違いますよ。

例えば、外でクラリネットを「ドレミファ~♪」って吹いたとしましょう。
たまたま通りかかった人が『ん?音が聴こえる』
家の中でテレビ見ていた子供が『あ。クラリネットの音だ!』
公園で遊んでいた吹奏楽経験者の男性が『これはベードゥアーの音階だね』
みたいに心が揺さぶられます

Lesten(自ら「耳を傾けて」音を聞く)ではなく
Hear(自然に「耳に入ってくる」音を聞く)
たまたま個人練習と思って吹いたフレーズだけでも、演奏者と聴衆者の関係が成立します。

ちょっと面白いですよね。

演奏を聴いて
さっきの例みたいに”心の中で思うだけ”という反応もあれば。
・嬉しくて表情がニヤってなったり
・足を一瞬止めて聴いてくれたり
・わざわざ近くに来て「いい音だね」って感想を言ってくれたり
・逆にうるさい!って耳を塞いだり
・昔このフレーズがトラウマで怖がって離れてしまったり
聴いた人の人生が同じフレーズでも感想や行動が全く違います。

吹奏楽をやっていると演奏曲と会場を用意して演奏会というイベントを開催し、足を運んでお客様が聞きに来てくれるというものがあります。
私達が演奏会やる理由はこの演奏者と聴衆者の関係を構築するためなのです。
演奏者はいい演奏をして聴衆者を気持ちよくさせたい。そのためにできる範囲で全力を尽くす!
聴衆者は演奏を聞いて気持ちよくなりたい!
厳密にはもっと要素はいろいろあるのですが、こういうお互いの欲求を満たしたい関係性があって演奏会というものが成り立っています。

演奏会後に
「よかったよ~」って直接言いに来てくれたり。
アンケートを用意して感想を書いてくれたり。
揺さぶられた気持ちを行動に移して教えてくれます。
もちろん良いものもあれば悪いものもあります。

ここでは演奏者と聴衆者の関係を書きましたけど。
もちろん演奏者同士との関係性、指揮者との関係性、スタッフとかの裏方との関係も大切。1回の演奏会でこの演奏会を取り巻く人達と繋がれるのが私は楽しくてしょうがないです。色んな人がいますから。

演奏者同士っていうのは、例えばお客様無しでただホールで演奏を通すだけだったとしても。演奏後に奏者同士でこんな会話もしますよね。
「ソロよかったよ~」
「あそこタテ合わなかったね~」
「ハーモニーバッチリだったね」
「失敗しちゃった」
そう、面白いことに演奏者同士だったとしても聴衆者(お客様)になりえるのです。

この心の揺さぶりの反応を受けて『次はこうしたい』って思えてやる気が増すんです。続けたいって思えるんです。このエンドレスループ。

私の場合その繋がった方々からまた別の音楽の機会を頂いたりして繋がりの和が広がってその楽しい機会が2倍、3倍となることが本当に楽しい。

アンケートを読んで「楽器を再開したいと思いますか?」の問に「いいえ」と答えた方はここまで読んだら。どうですか?
「はい」に気持ちが変わりましたか?
そうなって欲しいな。
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

それでも「いいえ」の方

再開したくない理由、色々ありますよね。大半は人間関係が原因です。
ここからは音楽を始めるきっかけになりうる部活動(吹奏楽部)に焦点をあてて、私の過去の経験談聴いた話も交えて書いていきます。
・自分自身がやばい
・家庭環境がやばい
・後輩、同期、先輩がやばい
・OB/OGがやばい
・顧問がやばい
・外部指導者がやばい

ここから先は

3,294字

¥ 250

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?