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「なんでウチにきたの」と医者から言われる

相変わらず良くならなかった。というか正解がわからない

うつ病でぶっ倒れて8ヶ月を超えました。治る兆しがなく…というか正常ってなんだっけ、もはや正常に生きるのも難しいんじゃないかと思い始める始末です。

なんかのキッカケが欲しくて、転院したんです僕

上のnoteでは書いてなかったこととして、転院につながったタイミングは6月に行った産業医面談でした。産業医から「数ヶ月たっても調子が上がらない状況を変える必要はあるのでは?」という一言から、転院しようという話に繋がりました。

特に病院なんて知らない僕に、産業医は某国立病院を勧めてきました。産業医曰く「ここならいっぱい先生いる」という理由でした。

「いっぱい先生がいる」=「いい病院」とは限らないものの、まあ確かに有名な病院っぽいし、家からは若干近くなるし、何らかのキッカケがほしかったのも事実なので僕は自分なりに納得して転院を決めました。

とはいっても「転院しまーす」と宣言するだけじゃ事は進みません。

街の人気イタリアンよろしく何度電話しても取れない予約。やっと取れたと思ったら来月まで予約は一杯ですと言われてしまったときの絶望感…。せめてモノの救いとしては通ってた病院とはもめなかったことぐらい?その日が来るまで天井を眺めながら時間を貪る毎日が続きました。

ついに通院の日を迎えました。


転院初っ端でマシンガンにて撃ち殺されるyazu

ところがところが。聞いてくださいよ、皆さん。

転院して初めて会った先生が僕をチラッと目を合わせた途端に、こんなことを言ってきたんですよ。

「なんでウチの病院を勧めてきたのかよくわからないのですが」
「なんでウチの病院なんですか」

なんでウチの病院…?

いや、それを言われたら「産業医が勧めたので」(間違っちゃいない)と返答したんですが「ウチの病院と産業医の関係性は知りませんけど」とまさかの打ち返し。

あれ、僕悪いことでもやらかしたのかしらといつものネガティブ思考が取り巻き始めました。しかし考えても僕が変な返答をしたつもりは一切なくて、やっぱり「?」でした。

精神科・心療内科にかかる人の中には少しでも合わないと思ったら転院してしまうような人がいるらしくて、僕もその一人とみられた…のか?いや、転院自体は1回目なんですけど…(涙)

そのうち僕と医者のやり取りをつづけた後、こんなことをポツリ。

「ウチの病院に来たからと言ってなにか方針が変わるわけでもないし、治るとも限りませんよ」

ううう、なんでそんな言い方になるのかな。

外的な傷と違って、心の病気は100%治ることは難しいのは理解しています。しかしながら、言い方ってあるじゃないですか。

「一緒に治していきましょう!」「頑張りましょう!」だったら僕だってポジティブな気持ちになりますし寄り添っていただけてるなぁと感謝します。対して初対面の人に「前の病院より良くなることはない」みたいなことを言われるとすごく悲しいです。事実だとしても、もう少し表現の仕方があるじゃないですか。それとも現実を突きつけた方が病気が治りやすいとかあるんでしょうか。

8ヶ月たっても変わらなかったことについて、前の先生を責めるつもりはなくて、もはや僕自身が甘えてるだけかもしれないと思うことはあります。

しかし独り立ちさえままならぬ現在。

このまま続けていても多分何も変わらないという直感もあって、転院の勧めについては自分なりの納得感がありました。

それがこんな結末。はーーーー…


生き方がよくわからない

精神科・心療内科ってやっぱり対処療法なんだろうなぁとつくづく感じました。結局の所、医者は体に出ている症状に対して薬でどう対応するのかを考えるのであって、問題の根本…例えば悩んでいることに対しての解決を試みるなど…にタッチすることはないんだろうなと。

だから転院したってやることはあんまり変わらなくてあんまり意味がないような気がしてならないのです。いやまてよ。これってそういや以前にカウンセラーとかセカンドオピニオンを求めたときと同じ結論じゃん!

はー、僕のバカバカバカ。

みんな、どうやって生きてるのでしょうか??マジでわかんないなぁ。

人と喋るだけで怖いし(なんなら今日の病院行くのも気持ち悪くて仕方なかった)、電車だって緊張するし、全てにおいてなにかしたら絶対失敗するような気がする&失敗したら自分は殺されるんじゃないかとビクビクする。

苦しい思いをしながら生きる理由って何なんだろう…中2レベルの悩みは全く解決しそうにもありません。

これがまだ若者のときの悩みだったなら対処できるのに、中年もド中年のオッサンだからなぁ。

今後どうやって生きていくのかが分からないです。


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