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とある本格派フェミニストの憂鬱

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2010年代前半の全盛期Tumbrに滞在した経験を最初の足掛かりに国際SNS社会の未来について考えていきたいと思います。
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#ザッカーバーグ

【とある本格派フェミニストの憂鬱3パス目】こんにちは、そしてさよならナチズム

【とある本格派フェミニストの憂鬱3パス目】こんにちは、そしてさよならナチズム

以下の投稿で2010年代「既存活動家の思考様式」がネット社会に通用しなくなり無相関となっていく様子を自分の目に映ったなりに活写してみました。

一言でまとめるなら「SNS社会化に対する既存活動家の思考様式が限界を露呈した」という事です。

こう考えると以下の投稿との関係も浮かび上がってきますね。そう「マーク・ザッカバーグの人間関係空間論」における「SNS社会上に構築されるノード関係は実社会における

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【とある本格派フェミニストの憂鬱1パス目】人間関係空間論から分布意味論へと推移したSNS略史

【とある本格派フェミニストの憂鬱1パス目】人間関係空間論から分布意味論へと推移したSNS略史

まずはSNS黎明期のアメリカで何があったと自分が考えているかを表明しないといけません。この原稿を執筆している2023年9月末時点ではもう実証が不可能な内容も数多く含まれますが、少なくとも私という個人が主観的に経験してきたのはこういう世界だったのです。

検索エンジンが主役だった時代の終焉最初にインターネット社会を現出させたのは「検索エンジンによる統合」でした。しかし2009年末時点のトラフィック調

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