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最後通牒ゲーム~心理学のゲーム~

こんばんは、チーママやよいです!
ハラダさんのラスク、今はほんとにいろいろな種類があるのですね~。
わたしは、これまで定番のか、チョココーティングされたものしか食べたことなかったのですが、こちらは、”ワインに合うラスク”として発売されたラスクだけあって、ほんとにお食事中にいただきたくなるラスクでした。
個人的にはホワイトチョコでコーティングされたラスクが好きです。

ティッシュの上に(笑)

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

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書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

今週は”ビジネスが深化する心理学”をテーマにお届けしています。
本日は心理学のゲームの中でも”最後通牒ゲーム”と呼ばれている実験をご紹介いたします。

まずはゲームのルールをご説明いたします。
被験者A被験者Bの前に1万円を置きます。
2人の前に1万円ずつなので、合計2万円あるわけですね。
そして、どう分けるかを決めるのはAさんです。
Bさんが、Aさんの決めた分配率に納得したら2人にお金を払います

Bさんは、Aさんの決めた分配率を拒否することもできます。
その場合は、どちらにもお金が支払われません。

1万円ずつもらえれば平等ですね。
しかし、Bさんがいらないと言えば、この2万円は誰の物にもなりません。

合理的に言えば、BさんがNOと言えば、1円ももらえないのです。
どんなに片寄った分配をAさんがしようとYESと言うしかありません。
1円ももらえなくなるからです。
ですので、YESと言った方が、どう考えても得です。

だけど、Bさんはあまりに片寄っていると、なんだか悔しい気持ちになります。
そうすると、プライドがあるので、1円ももらえなくなるけれど、NOと言うこともあるようです。

実験していくと、5対5が平等として、取り分が3割をきると、Bさんは、拒否することが多くなる結果となりました。
理由は、”自分が軽く見られたから”です。

Aさんは多くもらいたいけれど、Bさんに拒否されたら自分ももらえなくなるので、自分の取り分を多くしながら、相手に拒否されない範囲を探っていくというのが、このゲームの面白いところです。

みなさまはどのように分配しますか??

この実験をスタンフォード大学の研究チームはいろいろ変えながら実験してみました。

例えば、
このゲームを”ウォールストリートゲーム”とすると、
Aさんは自分に、より大きな分配を得ようとする傾向がありました。

※ウォールストリートゲーム(WSG)とは、
次世代のハイブリッドブロックチェーンベースのオンラインゲームプラットフォームであり、プライヤーは暗号通貨の報酬を得るために楽しいシンプルなゲームで戦うこと。

と、ネットには書いてありましたが、わたしには難しい用語ばかりですわ。

さて、話を戻しますと、
次に、
コミュニティゲーム」と名付けると、
Aさんはできるだけ公平に分配しようとします。
5.5対4.5などにする率が高くなります。

全く同じ実験、ルールも同じです。
でも、ゲームの名前が違うだけで人の行動が大きく変わることがわかりました。

このことからも、
何かにタイトルを付けるときには、
その言葉を受け手が聞いたときにどういう影響を与えるのか、感じるのかということをよく考えて付けることが大切なことがわかります。
だから、タイトルはすごく大事と言われているんですね。

Aさんに多く取らせようとしたら、ウォールストリートゲームと名付けたらいいですし、なるべく平等に分けてほしかったら、コミュニティゲームと付けたらいいのです。

芸術作品もタイトルで変わります。
よく「無題」というタイトルを見かけます
見る人に委ねたいという作者の気持ちがあるのでしょう。

例えば、
「愛」とタイトルが付いていたら、愛をテーマに作品をみてしまいます。
書家の作品もそうです。
著名な方の作品だと知って見ると、すごい作品に見えるでしょう。
ピカソの絵も、ピカソだと知って見るのと、知らされないで見るのとでは、人は言うことが変わります

これは私たちが生き物だからです。
コミュニティを大事にしたいという気持ちがあるからです。
人からよく思われたいという気持ちがあるから、そういう言動に変わってくるのです。

本当だったら、「愛」というタイトルが作品に付いていなかったら、全然”愛”を感じないかもしれませんが、「愛」というタイトルが付いているから、そこに頭の回転を合わせて、
「うわ~。こういうところから愛を感じるなあ」
と思ったりします。

タイトルから、気付きになることもありますし、逆に制限をかけてしまうこともあります。

こういうことは、私たちは生き物であるから、自然に起こり得ることです。
ですので、こういうことをよく知って、経済活動をしていったり、人間同士のコミュニティを育んでいくことが大事です。

”タイトルが9割”
ですね。

本日は以上です。
みなさまのご参考になれば幸いです。

それでは、最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます✨

ここで少しお知らせです。
わたくし、明日から1週間ばかり夏休みをいただこうと思います。
仕事もお休みなのですが、プライベートがややふだんより忙しいので、次の投稿は1週間後を予定しています。
投稿はお休みしますが、みなさまの記事を読ませていただいたり、コメントなどは隙間時間を利用してやっていこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。
それでは、おやすみなさい💤

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