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転職エージェントとは?世の中の転職方法5選と、転職エージェントを使うメリットを紹介

こんにちは、ややこです。
皆さんも、「転職」をお考えになったことはありますか?

私は転職経験者です。
とっても入りたかった会社に新卒で入社しましたが、いろいろなストレスから退職、その後転職し、転職エージェントにてキャリアアドバイザーをしていました。

こちらをご覧いただいているということは、おそらく一度は「転職」が頭をよぎったことがあるのだと推測します。
今や、世の中は売り手市場と言われ、大手自動車メーカー社長が「終身雇用は難しい」と発言するほど転職が当たり前の世の中になってきました。

実際に、新卒で入社した会社を3年以内に退職する人は30%に上っています。
(私もその一人です。)


そんな現代の日本では、
「転職はしたいけど、どのように仕事を選んだらいいのかわからない」
「本当に私に向いている仕事って何だろう?」
「今の悩みを改善した転職がしたい」と思われる方も多いのでは、と思います。

この記事では、そんな仕事を選ぶ際に頼りになる「転職エージェント」について紹介していきます。

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1.転職は人生の岐路/人はどんな時に転職したくなる?

転職は、その人の今後の人生を決める大きな岐路です。

ちょっと話は変わりますが、例えば、好きなアイドルが事務所を辞めるとなったとき、世の中の多くの人は、「何かトラブルがあったのかな」「体調が悪いのかな」とネガティブな理由を想像する傾向にあります。
ただ、実際は「海外留学したい」「独立してアパレル会社を立ち上げたい」などポジティブな理由であることもありますよね。

転職も同じで、「辞める」ということは一見ネガティブに捉えられがちですが、実は人によってポジティブな理由とネガティブな理由と二極化します。

私がキャリアアドバイザーとして求職者の方と面談しているときも、実に多岐にわたる転職理由がありました。

あなたは転職したい、と思ったとき、どんな心情でしたか?

(例)
・職場の人間関係が良くなく、ストレスを感じる
・仕事内容が給与に見合っていない
・サービス残業が多い
・お客さんと接するのが辛い
・個人ノルマが高く、ついていけない
・体調を崩してしまったので、より体に負担のない仕事に就きたい
・キャリアアップしたい
・ちがう職種にチャレンジしてみたい
・引っ越しをするので、その土地で仕事をしたい ……

何百という求職者の方とお会いしてきましたが、ポジティブな理由の方もネガティブな理由の方も、現状と未来を比較して少なからず悩みを抱えるものです。

転職は、そんなあなたの気持ちを実現できるか、否か、というとても大きな岐路なのです。

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2.現代日本の転職方法とは?

現代の日本では、様々な転職方法が存在します。
以前は、知人や年配者の「コネ」や「ツテ」がないと就職できなかった企業や未経験職種も、自身の経歴や意向などで幅広くチャレンジできる可能性が高くなっています。

▼代表的な転職方法は以下の5つです。

(手間や心理的なハードルを含め、★で難易度を表します。)

① 企業に直接連絡する★★★
② 求人サイト★☆☆
③ ハローワーク(公共職業安定所)★★☆
④ 知人紹介 ???
⑤ 転職エージェント・人材紹介会社(民間の職業紹介事業者)★☆☆

① 企業に直接応募する★★★
「第一志望の会社に、直接連絡を取る」というのはかなりハードルが高いことが想像できます。
もし直接応募で入社を叶え、希望の条件で就業されている方がいらっしゃったら、あなたは一握りの勇者です。

自分の憧れた企業であればあるほど、「電話のほうが印象がいいのでは?」「メールはどんなふうに書こう…」としっかりと考えてしまう方も多く、なかなか応募に踏み切れないといった声も耳にします。
もしかすると、「せっかく応募したのに、一方的にお祈りメールが届いた」という方もいらっしゃるかもしれません。
また、「自分の経験が必須条件に見合わない」「希望のポジションが空いていない」「思ったより待遇が良くない」などの理由から、応募を踏みとどまる方も多いようです。

② 求人サイト★☆☆
多くの方が、転職を考えた際「未経験 事務」などと検索すると上位ヒットするサイト、そのほとんどが求人サイトです。
求人サイトは、広告と同じ原理で掲載されています。つまり、企業などが求人の枠をいくらか出資して購入し、求人を載せているということになります。
だから、かなりの掲載数があるのですね。
この掲載数の多さはヒットのしやすさに直結しますし、無料で閲覧することができるので★☆☆

ただ、その反面、数が多すぎて絞り込みにくかったり、未経験可と記載があっても実際は経験者しか採用されなかったりといった不利な状況を生み出している場合もあります。
また、自分で応募企業を選定し、スケジューリングして選考を進めていくことになるので、人によってはそれがメリットにもデメリットにもなります。

③ ハローワーク(公共職業安定所)★★☆
退職したら、まず「ハローワーク」に行かれる方は多いのではないでしょうか。
ハローワークは、正式名称「公共職業安定所」として国によって運営されており、求職者は無料で利用することができます。
主な役割は、求人紹介や面接対策などです。
また、雇用保険の変更や失業保険の受給手続きなどの公的な手続きも執り行ってくれます。

そのほか、民間の職業紹介事業者との違いの一つに、企業による求人掲載費用が「無料」という点があります。
広告費がかからないため、地元の中小企業の求人も多数ヒットします。
職業を探している求職者も無料、人を探している企業も無料。

ただ、無料で掲載されている分、多くの方が閲覧することになるため「応募者多数の場合、なかなか選考が通過しない」ケースや、企業が自分たちで求人を書いているため「求人内容があいまい」といったケースも少なからず見受けられます。
また、高度な専門職を希望される方や、大企業で働きたい方、地元以外で働きたい方にはあまり向きません。人による差が大きいため、★★☆といたしました。

④ 知人紹介 ???
実際に自分が就きたい職業や、入りたい会社に関連する人を通じて入社するという方法です。
すでにその業界や職種に明るく、ツテがある場合はさらに強いです。
ただ、知人紹介だからこそ「聞いていたことと違うのに、知人の顔があるので断りづらい」というトラブルも発生しがちなので、その点はしっかりと見極めることが必要となります。

⑤ 転職エージェント・人材紹介会社(民間の職業紹介事業者)★☆☆
転職エージェントは意外にもハードルが低く、実は多くのメリットが潜んでいます。
下記に詳細を説明いたします。

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3.転職エージェント(人材紹介会社)とは?

転職エージェントとは、求職者と企業の仲介役として、両者の間を受け持つ企業の事です。
エージェントの担当者が、求職者と企業の両者にヒアリングと提案を行い、両者が満足できる転職を叶えることを仕事としています。

ハローワーク(職業紹介安定所)とは異なり、ビジネスとして運営されています。

具体的なビジネスモデルとしては、求職者の入社が決定した企業からお金をもらうシステム(成功報酬型)で運営されています。

つまり、求職者は基本的に無料で利用することができます。


4.転職エージェントを使うメリット

転職エージェントを使う一番のメリットは、求職者と企業の両者のミスマッチが少ないということです。

▼エージェントを使う10のメリット
① 転職のプロを頼ることができる(悩み相談でもなんでも)
② 無料で利用できる
③ 非公開求人を閲覧できる
④ 履歴書・職務経歴書のアドバイスがもらえる
⑤ 面接対策をしてもらえる
⑥ ブラック企業に当たりにくい
⑦ 多数の企業に応募しても、面接日時を一括管理してもらえる
⑧ 企業から面接のフィードバックがもらえることも?!
⑨ オファー時の年収や勤務時間などの交渉に入ってもらえる
⑩ 就業開始後も、悩みなどの相談事に乗ってもらえる

求職者であるあなたの視点から見てみましょう。

通常、エージェントに登録すると、面談(電話面談や対面面談)が行われます。
そこでは基本的な情報の確認や希望のヒアリングだけではなく、
「なぜ転職しようと思ったか」
「どんな悩みがあったのか」
「これからどうしたいか」
などの深い内容の質疑応答が行われます。

エージェントによっては1時間以上のヒアリング時間が設けられる場合も。

ただ、これは面接ではなく、面談です。
緊張せずにリラックスして、正直な気持ちを吐露することで、真意が明確になり、エージェント担当者はあなたに寄り添った提案ができるようになります。

対して、企業の目線から見てみましょう。

前述したように、企業は入社する人が決まるとエージェントにお金を支払います。(成功報酬型)
それは、場合によっては何十万~数百万ということも。
つまり、企業は「お金を支払ってでも、いい人材を確保したい」からエージェントと契約をしているのです。

ただ、企業の希望ばかりを聞いていては「年収は200万円しか出せないけど、〇〇大学以上の学歴で、マネジメント経験が10年以上あって…」など、人が到底集まらない求人が出来上がることも。
そこで、転職エージェントが介入します。
企業に対してこまめなヒアリングと提案を行ったうえで、エージェントが求人を作成。
修正など何度も企業とやりとりをして、やっと求職者のあなたに求人を紹介できることとなります。

こうして両者に対して丁寧なヒアリングを行っているからこそ、書いてあることと違うなどといったミスマッチを最小限にすることができ、両者の希望を最大限にかなえた形で転職を叶えることができるのです。

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5.まとめ

次に入社する企業は「本当の自分に合ったところで!」とお考えの方は、エージェントを利用する価値は十分にあると思います。
客観視してくれる人間が一人いるだけで、そしてその人がプロだからこそ、自分ではわからなかった可能性が見えてくることがあるからです。

私も担当させていただいた求職者の方に「自分では思ってもいなかった職業を紹介していただき、選考を進めるうちにどんどんマッチしていることに気が付きました」などと嬉しい感想をいただいたことがあります。
そういった意味で、自分の人生の岐路を伴走してくれるエージェントは心強いものになることでしょう。

ただ、私もイチ転職経験者です。
ここだけの話、メリットも感じてきましたが、デメリットを感じることも正直ありました……。

そちらは別記事にて、説明いたします。

以上です。

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